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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

白い表紙に鳥のイラスト、帯に「世界を読み直し、言葉を編み直す」とコメントあり

书籍名

人文知1 心と言叶の迷宫

着者名

判型など

240ページ、础5判

言语

日本语

発行年月日

2014年7月25日

ISBN コード

978-4-13-003501-9

出版社

东京大学出版会

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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私たちは、自分自身がなにものであるかを问う。他者がどのような存在であるのか知り、つながり、反発する。过去を振り返り、文化を创造し、未来を构想する。人文知とは、その営みを覆う世界を読み解き、再构筑していくことで生み出される知である。
 
人文知の中でも、心と言葉をめぐる問題は、私たちを人として成り立たせ、世界の再構築の出発点となることがらを対象とする点において、基本的で重要な位置づけを持つものだ。自他を高度に理解する心を持ち、言葉を操ることは、人間を他の存在から区別する本質的な属性のひとつだろう。心があるから、私たちは他者とつながり、世界を理解し、文学や芸术に感動することができる。言葉があるから、他者と世界を共有し、感動を伝え、未来に向けての構想を作ることができる。心と言葉は、私たちが世界とかかわり、創造的な営みを行うための、大切な「道具」なのである。
 
しかし、心と言叶をめぐる问いに答えるのは简単なことではない。それらが纺ぎだす世界は、その豊かさと复雑さゆえに、正体を见极めることが难しい。本书のタイトルにあるように、迷宫をさまようかのようだ。少し光が见えたかと思うと、落とし穴にはまり、また、道がいきなり左右に分かれ、もとの问いすら见失うかのような、明确な答えのない场である。
 
それでも、心と言叶の迷宫はさまように価する場所だろう。複雑な迷路の中に見えてくるものは、人間とは何かという根源的な問いに関する洞察だから、そして、心と言葉ゆえに、私たちは、世界を混沌から有意味なものへと変換できるから。
 
本書は、そのような問いに取り組んできた研究の成果を、わかりやすく論じたものだ。「心理学」や「言语学」、「文学」といった心や言葉を直接の研究対象としているものだけではなく、哲学、美学、美術史学、社会学といった領域においても、心と言葉は探究の中核にある。各章は、これら人文学の多様な領域で、自らの「心と言葉」をもって思索を重ねてきた著者たちが提示する迷宮の見取り図である。その見取り図を手がかりに、読者は迷宮の中に導かれ、さまよい、世界を自らの心と言葉を持って読み解くだろう。
 
なお、本書は全三巻からなる「シリーズ人文知」の第一巻でもある。シリーズは、第二巻「死者との対話」、第三巻「境界と交流」へと続いていく。「死者との対話」では、過去と未来をつなぐ人文知の姿を提示する。私たち以前に生きた人々、すなわち「死者」の声を聞くことで、その末裔として、そして過去と未来との中継点としての私たちを再発見するだろう。「境界と交流」では、自と他の葛藤と融合の歴史を解き明かすことにより、他者との交流により成り立つ「私」を見出すだろう。かくして、心と言叶の迷宫から抜け出し、「私」は時間と空間を超えて広がる人文知の世界へと導かれることになる。あわせて読んでいただければ幸いである。
 

(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 唐沢 かおり / 2016)

本の目次

序 心と言葉への問い -- 言葉を心につなぐもの (林 徹 / 言语学)
滨 问题の原型
 1 心はいかに自己と他者をつなぐのか (唐沢かおり / 社会心理学)
 2 心?言语?文法 -- 認知言语学の視点 (西村義樹 / 言语学)
 3 心が先か言葉が先かの対立を終わらせる一つのやり方について (戸田山和久 / 科学哲学)
滨滨 问题の展开
 4 こと?こころ?ことば -- 現実をことばにする「視点」(木村英樹 / 中国語学)
 5 言葉によってどのように「心」が表現されるのか (渡部泰明 / 日本文学)
 6 ことばは社会と文化をどのようにつくり変えるのか -- 社会問題の構築(赤川 学 / 社会学)
滨滨滨 问题の拡大
 7 イメージ / 絵画は「心」の交感の場 (小佐野重利/美術史学)
 8 音楽はどのように言葉や図像とかかわるのか -- ベートーヴェン《月光》をめぐるマルチメディア的想像力 (渡辺 裕 / 美学芸术学)
 9 古代中国人の言语風景 -- 空間と存在の関わり (大西克也 / 中国語学)
あとがき (唐沢かおり)

関连情报

东京大学出版会: 人文知 [全3巻]

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