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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

白い表紙の中央に用紙が重なったようなイラスト

书籍名

新 社会心理学 心と社会をつなぐ知の统合

着者名

判型など

228ページ、础5判

言语

日本语

発行年月日

2014年3月20日

ISBN コード

978-4-762-82851-5

出版社

北大路书房

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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私たちは社会の中で生きている。他者とつながり、协力したり伤つけたりしあいながら日常をすごす。集団のなかで与えられた役割を果たし、ともに何かを成し遂げる一方で、他の集団と対立し、差别したりもする。社会心理学が议论のターゲットとするのは、他者とともに生きているがゆえの、これら社会的な行动だ。人间や社会的惯习、文化などから构成される社会环境が行动にどのように影响するのか、また、その背后にある心の仕组みはどのようなものなのか、こういったことが、基本的な问いとなる。
 
社会心理学はまた、生活の中で経験する社会的な行動や現象をめぐる疑問に答えてくれるという意味において、身近な学問でもある。人は、なぜ、つい偏見的な発言を (自分では気がつかないうちに) してしまうのか。他者との親密な関係がどのように作られるのか。集団の規範に私たちはなぜ縛られてしまうのか。このような、日常的に抱く疑問について考えるには、社会心理学の知見をみればよい。おおよそ社会的といえる行動のほとんどが、研究テーマとなり、多種多様な社会的行動について、それらが生み出されるメカニズムや関連する要因についての議論が重ねられている。
 
ただ、そのような「多種多様な社会的行動」にかかわる知見は、行動ごとにまとめられており、それらが羅列的に提供されている。理論やモデルは、対人判断、説得、援助、攻撃、集団行動といった行動の種類ごとに存在しており、すべてを統括するようなグランド?セオリーがあるわけではない。物の理 (ことわり) には、きれいな物理法則が適用されるのかもしれないが、社会的な心の理をまとめあげるような理論や法則は存在しない。
 
だとすると社会心理学は、「多种多様な社会的行动」それぞれに関する知见を并べた「ピースミールな知」なのだろうか?
 
本书は、そのような知のあり方に対する批判にこたえ、「行动ごとの知の罗列」から脱却し、心と社会に関する统合的な知として社会心理学を再构筑する试みを提示したものだ。そのための方略は二つ。一つは、心と社会にかかわるミクロレベルからマクロレベルまでの诸変数―例えば脳内过程や认知过程、人间関係、そして集団や文化など―の関係づけから构成される、重层的な知であるとして、社会心理学の知见を再定义すること。そしてもう一つは、社会的行动の多くに関与するコアな変数に着目し、その役割?机能という点から実証的な知见を再构成することだ。
 
もちろん、本书の纸数の多くは、これまでに得られた研究知见の绍介にも割かれている。したがって、社会心理学になじみのない人に対しては、社会心理学が行ってきた、兴味深い研究知见を绍介する「教科书」となるだろう。しかし、少し社会心理学になじんだ人に対しては、知见を再体系化し、人と社会に関する统合知としての「ラディカルな社会心理学论」としての姿を见せるだろう。
 

(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 唐沢 かおり / 2016)

本の目次

序章 「人と社会」を読み解くために
第1章 脳と心
第2章 感情と动机
第3章 潜在态度
第4章 パーソナリティと状况
第5章 他者との関係
第6章 グループメンバーシップ
第7章 文化
第8章 进化的アプローチ
第9章 「人と社会」に関する知の统合にむけて

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