
书籍名
大学における「学びの场」づくり よりよいティーチングのための7つの原理
判型など
268ページ、础5判
言语
日本语
発行年月日
2014年7月20日
ISBN コード
9784472404894
出版社
玉川大学出版部
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
本書は「How Learning Works」の翻訳書です。この本に私が出会ったのは、あるアメリカの学会で参加した授業づくりの研修会でした。この本が研修内容そのものであり、講師が著者だったのです。研修会終了後にすぐさま講師のもとに近寄り、日本语版を出したい、とお願いしたことを覚えています。そして、本書の内容は、本学の「東京大学フューチャーファカルティプログラム」の学習内容の一部となっています。
本书の特徴は、「良い学びを実现するためには何が重要か」が、7つの原理でまとめられ、それが膨大な研究结果に里付けられて示されていることです。さらには、ではその原理を授业にどう実装すればよいのか、という処方笺までが示されています。理论ばかり、あるいは逆に経験论ばかりという本は多くありますが、本书はその点「学习」あるいは「授业づくり」に関して、「理论」から「実践」までの架桥がみごとに、そして、わかりやすくなされているのです。
7つの原理を説明した各章は独立しておりどこからでも読めます。いずれの章も同じ构成です。
まず、授業の (失敗) 事例が示されます。「知識の体系化」に関する第2章を例にとると、「教員が教えた内容を学生はまじめに勉強し取り組んでいるように見えるのに、試験成績は散々なのはなぜだろう?」といった内容です。そして、事例について、「なぜそのような事態になっているのか」「学生には何が起こっているのか」という状況に対する解説が続きます。次に、その原因に直接関連する原理が提示されます。第2章で提示される原理は「知識を体系化する方法は、学生がどのように学習し、知っていることをどのように応用するかに影響をおよぼす」です。続いて、基礎となる多彩な研究と関連付けながら、この原理が詳しく論じられていきます。そして、この原理にもとづき「知識の体系化」を実現していくための授業のつくりかたについて、具体的方策が多様な処方箋として提示されます。以上が、一つの章の構成です。
読者として想定されているのは「授业をつくる人」つまり教员です。しかし、本书は学ぶ侧にとっても価値の高いものとなるでしょう。なぜならば「大学での学び」として重要なことの一つに「学び方を学ぶ」ことがあるからです。授业という场を自らより良い学びの机会とするためには、学びの仕组みについて理解しておくことは有益です。本书が皆さんのよりよい学びの助けとなれば幸いです。
(紹介文執筆者: 大学総合教育研究センター 准教授 栗田 佳代子 / 2018)
本の目次
第1章 学生の先行知識が学習におよぼす影響
第2章 知識の体系化の方法が学習におよぼす影響
第3章 学習のモチベーションを高める要素
第4章 学生が熟達するには
第5章 学習を強化できる練習とフィードバック
第6章 学生の発達レベルと授業の雰囲気が学生の学習にとって重要な理由
第7章 自律的な学習者になってもらうために
結語 7つの原理を私たち自身にあてはめる
原題 How Learning Works: Seven Research-Based Principles for Smart Teaching
Introduction Bridging Learning Research and Teaching Practice.
1 How Does Students' Prior Knowledge Affect Their Learning?
2 How Does the Way Students Organize Knowledge Affect Their Learning?
3 What Factors Motivate Students to Learn?
4 How Do Students Develop Mastery?
5 What Kinds of Practice and Feedback Enhance Learning?
6 Why Do Student Development and Course Climate Matter for Student Learning?
7 How Do Students Become Self-Directed Learners?
Conclusion Applying the Seven Principles to Ourselves.