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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

クリームホワイトの表紙に深緑の書籍タイトル

书籍名

都市経営时代のアーバンデザイン

着者名

西村 幸夫 (編)

判型など

224ページ、叠5判

言语

日本语

発行年月日

2017年2月28日

ISBN コード

978-4-7615-3228-4

出版社

学芸出版社

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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海外都市の都市计画やアーバンデザインの动向を継続的に调査してきたグループの最新の研究成果をとりまとめた一册である。先进的な试みを行っている欧米、アジア、日本の诸都市のアーバンデザインの试みの中に、これからのアーバンデザインが目指すべき新しい方向性を共有できる视点を见出すことを目的とし、调査、分析の结果として、「ハードとソフトを合わせて统合的に都市をマネジメントすることに责任を持たねばならない时代」と定义した「都市経営时代」という时代认识を提示した点に、本书の社会的、学术的な意义がある。そして本书は、アーバンデザインの歴史的展开において、建筑デザインの延长线上に生まれた、「図」を描く「空间设计としてのアーバンデザイン」、都市计画との関係をより强め、「図」だけでなく「地」にも対象を広げた「公共政策としてのアーバンデザイン」のその先にあるものとして、「図」でも「地」でもなく、それらを舞台として展开される「生活文化」そのものを描き出すアーバンデザイン=「都市文化政策としてのアーバンデザイン」を提起したのである。「生活者の文化の力を信頼し、都市のあり方そのものを见直すこと、言い换えると、都市生活そのものを文化の文脉で见直すという都市の文化政策の一翼を担うものとしてのアーバンデザイン」である。
 
本书は「都市経営时代」のアーバンデザインの解くべき课题に応じて、3部构成をとる。第1部「人口减少时代のアーバンデザイン」では、都市像そのものが生まれ、共有されていく过程を全体として构想し、地域住民との合意をダイナミックに仕掛け、関与していくアーバンデザインについて议论を展开している。第2部「成熟社会を支えるアーバンデザイン」では、文化政策としての魅力ある都市づくりの推进や、路上のアクティヴィティの復活などのアーバンデザインのボキャブラリの実现によって侧面的に都市の多様性や持続可能性への贡献を模索している。そして、第3部「都市生活のデザインへ向かう合意形成とリーダーシップ」では、都市空间をデザインするというよりも都市生活をデザインすることから戦略的な合意形成を目指し、「共有できる都市生活の実感を梃子にアーバンデザインの実践を进めていこうという都市戦略について、解説を行っている。各章は都市政策の背景にある各都市固有の课题にも深く切り込みつつ、アーバンデザインが生み出す具体の都市空间、都市生活のありようを各着者それぞれの笔致で生き生きと描き出している。

(紹介文執筆者: 工学系研究科 准教授 中島 直人 / 2018)

本の目次

各都市の动向


1部 人口减少时代のアーバンデザイン
1章 積極的な非都市化を進める ── デトロイト
   高梨辽太朗?黒瀬武史
      1?1 人口减少と荒廃の先に
      1?2 荒廃の経纬と特徴
      1?3 草の根活动の広がり
      1?4 选択と集中计画の试行错误
      1?5 戦略的長期計画デトロイト?フューチャー?シティ (DFC) と都市計画の地と図の反転
      1?6 顿贵颁の影响と限界
      1?7 地区単位の积极的非都市化への到达过程
 
2章 縮退工業都市の戦略とブラウンフィールド ── バッファロー
   黒瀬武史
      2?1 缩退都市とブラウンフィールド问题
      2?2 缩退工业都市の未来を拓く
      2?3 ブラウンフィールド再生を地区の再生に繋げる
      2?4 工業都市の再生を促す产业と戦略
 
3章 成長都市から定常化へのパラダイムシフト ── シュトゥットガルト
   坂本英之
      3?1 ドイツ都市のパラダイムシフト
      3?2 ドイツ都市计画の特徴
      3?3 土地利用の原型をつくったバウシュタッフェルプラン
      3?4 シュトゥットガルト市の都市计画の动向
      3?5 インテグレートされた都市开発プログラム
      3?6 シュトゥットガルト21と州民投票
      3?7 丘陵地の整備 ──グリーンUからグリーンリングへ
      3?8 生活者の都市シュトゥットガルト
 
4章 原発被災地域の復興における経営 ── 福島県南相馬市小高区
   洼田亜矢
      4?1 経営概念と原発被灾地域
      4?2 福岛県南相马市小高区の事例分析
      4?3 原発被灾地域の復兴における経営
 
2部 成熟社会を支えるアーバンデザイン
5章 社会的弱者と向き合うポスト都市再生のアーバンデザイン ── バルセロナ
   阿部大辅
      5?1 空间再生のバルセロナ?モデルの系谱
      5?2 公共空間主導の地区再生 ──「つくる」からマネジメントへ
      5?3 バルセロナ都市再生の光と阴
      5?4 社会的包摂を支えるアーバンデザイン
 
6章 革新的ランドスケープを用いたアーバンデザイン ── ミラノと柏の葉
   宮脇 勝
      6?1 ミラノ垂直の森
      6?2 柏の叶アーバンデザイン
      6?3 ランドスケープを主轴にアーバンデザインを考える意义
 
7章 文化芸术創造都市からインナーハーバー再生戦略へ ── 横浜
   野原 卓?鈴木伸治
      7?1 「港町」横浜の誇りと再生 ──海都横浜の誕生と遺伝子
      7?2 横浜の都市デザイン ──六大事業から文化芸术創造都市へ
      7?3 クリエイティブシティ?ヨコハマによる都心再生戦略
      7?4 创造界隈拠点形成によるツボ押し戦略
      7?5 インナーハーバー再生戦略
      7?6 横浜都市戦略のゆくえ
 
8章 保全型アーバンデザインから創造都市戦略へ ── 台北
   楊 惠亘?柏原沙織?鈴木伸治
      8?1 変化するアーバンデザイン像
      8?2 台北におけるアーバンデザインの変迁
      8?3 歴史地区保全とアーバンデザイン
      8?4 鲍搁厂の仕组みと展开
      8?5 产业遺産の保全と活用
      8?6 北门における景観保存
      8?7 実験を重ねるアーバンデザイン
 
3部 都市生活のデザインへ向かう「合意形成とリーダーシップ」
9章 企業経営者ブルームバーグ市長のもとでの都市空間再編 ── ニューヨーク
   
      9?1 再び、アーバンデザインの先进地へ
      9?2 都市空间を再编する长期ビジョンとリゾーニング
      9?3 都市のイメージを刷新する新たな公共空间の创出
      9?4 ブルームバーグ以后のニューヨーク
 
10章 斜陽都市を欧州文化首都に押し上げる大統領と市長の牽引力 ── マルセイユ
   鸟海基树
      10?1 地方分権性善説を疑う
      10?2 文化政策を梃子とした都市再生
      10?3 アーバンデザイン?ニュー?ディール
      10?4 凋落都市から欧州文化首都へ
 
11章 広域自治体大ロンドン庁による歴史的都市景観の形成戦略 ── ロンドン
   岡村 祐
      11?1 计画主导によるスカイラインの形成
      11?2 広域的眺望景観の保全
          ──ランドマークへの眺めの保全から多様なスカイラインの形成へ
      11?3 世界遗产の周辺环境の保全
          ──バッファゾーンによらない世界遗产周辺エリアの保护手法の开発
      11?4 「新たな」歴史的都市景観の探求
 
12章 自転車都市にみる都市再生と合意形成 ── フローニンゲン
    坪原绅二
      12?1 オランダを代表する自転车都市
      12?2 都心に出会い机能を再生する
      12?3 住宅地の史跡公园を再生する
      12?4 都心の歩行空间を再生する
      12?5 自転车都市のブランド化
 

関连情报

书评:
豊嶋純一 評 (UDW 特定非営利活動法人 都市デザインワークス)

 
出版记念イベント:
『都市経営时代のアーバンデザイン』著者チーム (中岛直人、阿部大輔) X 都市空間のつくり方研究会 (学芸出版社 2017年5月29日)

 
着者インタビュー:
連載【都市論の潮流はどこへ 第1回】/中岛直人/聞き手:松田達


連載【都市論の潮流はどこへ 第2回】/中岛直人/聞き手:松田達


連載【都市論の潮流はどこへ 第3回】/中岛直人/聞き手:松田達


 

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