
书籍名
Dealing with Crisis The Japanese Experience and Beyond
判型など
224ページ、础5判
言语
英语
発行年月日
2023年6月1日
ISBN コード
9781035300655
出版社
Edward Elgar Publisher
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
海外の人たちにとって、日本が経験してきた危机から学べることはたくさんあります。2016年度から2019年度にかけて、は全所的プロジェクト「危机対応学」を展开してきました。本书は、プロジェクトの成果本として公刊された『危机対応の社会科学』収録論文のうち、国際的に発信する意味が特に大きいと思われる諸論文を英语にしたものです。社会科学研究所に所属するさまざまな分野の研究者が、日本の視点から「危機」についての洞察を提供しています。
最初の総論 (第1章、J. Babbと飯田高) で本書の趣旨が説明された後、Part Iでは、社会の人々が危機に対処する際の心理的課題 (第2章、有田伸) および制度的課題 (第3章、飯田高) が検討されます。
日本がしばしば直面する大きな危機と言えば震災です。本書でも、Part IIの2つの章が2011年の東日本大震災を大きく取り上げています。第4章 (中村尚史) では地域社会と企業の反応に焦点が当てられ、さらに第5章 (松村敏弘) では福島原発事故直後のエネルギー業界における課題が論じられています。
Part IIIでは3つの論考が収められており、危機のより広範な法的および制度的影響について多様な角度から論じられています。第6章 (石川博康) は契約法の観点から、第7章 (林知更) は「非常事態条項」の問題点に関して、そして第8章 (藤谷武史) は進行中の日本財政危機をそれぞれ扱っています。
最後のPart IVでは、日中両国における危機に関する2つの論文が収録されています。戦争危機と重要施設の移転に関する研究 (第9章、丸川知雄) と、日中関係に対する現代の国民感情に関する研究 (第10章、伊藤亜圣) です。
本书は日本における危机を多角的に论じている点に特色があり、これは日本の危机の経験の深さを反映していると言えます。さらに、単なる「危机管理」の研究を超えて、「必ずしも管理できない危机」について私たちが考え、そして行动していくための贵重な指针を提供している点にも特徴があります。
なお、これはオープンアクセスの出版物となっており、本书の知见は世界中で自由に共有できるようになっています。
(紹介文執筆者: 社会科学研究所 特任研究員 James David Babb、教授 飯田 高 / 2024)
本の目次
1 Dealing with crisis: the Japanese experience and beyond
and
PART I HOW PEOPLE THINK ABOUT CRISIS
2 How can we prepare for something we don’t want to think about? Disaster readiness and negative capability
3 Bricolage by institutions: towards the recreation of norms and organizations
PART II THE GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE AND ASSOCIATED CRISES
4 Transforming a crisis into a turning point: the response of businesses to the Great East Japan Earthquake
5 Electric power crisis and crisis response after the Great East Japan Earthquake
PART III LAW AND INSTITUTIONS IN THE RESPONSE TO CRISIS
6 Contractual crisis and the doctrine of change of circumstances: the results and contexts of the reform of contract law in Japan
7 State of emergency clauses in constitutional law
8 Missing the point: facts and rhetoric about Japan’s fiscal crisis
9 The crisis of war and the relocation of key facilities: a comparative historical study of Japan and China
10 Japan–China relations “in crisis,” and sentiment toward China
Index
関连情报
寄稿者:
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东京大学社会科学研究所危機対応学
各分野からの批评:
レオン?ウォルフ (一橋大学) 評
「このタイムリーな本は、灾害に関する日本の多様な経験から教训を导き出し、予期せぬ多面的な复雑さを伴う危机が袭ったときに政策立案者、机関、个々の関係者は何ができるかを検証しています。多分野にわたるこの本は、世界的な危机研究と灾害管理研究に重要かつ広范で魅力的な贡献をしています。」
ルーク?ノッテージ (シドニー?ロースクール、オーストラリア) 評
「自然災害や社会経済災害によって歴史が彩られてきた日本の危機を分析した興味深い学際的なコレクションです。この本は、人々が危機についてどう考えているか、2011年の東日本大震災の影響、法律と政府の対応、そして中国に対する現代日本の危機への取り組み方がどのように進化してきたかについての洞察を明らかにしています。 2016年から2020年にかけて東京大学で行われたプロジェクトからまとめられたこれらの章は、日本のCOVID-19パンデミック管理を評価する上で役立つ背景も示しています。」