
书籍名
讲谈社现代新书 生物はなぜ死ぬのか
判型など
224ページ、新书版
言语
日本语
発行年月日
2021年4月14日
ISBN コード
978-4-06-523217-0
出版社
讲谈社
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
地球上には名前がついている生き物が约200万种、それ以外にまだ见つかっていない生き物も合わせると推定约800万种の生き物がいます。私はもちろんそのすべての生物の「生きざま」を知っているわけではありませんが、1つ断言できることがあります。それは、それらすべての生物は必ず死ぬということです。小さな生き物は他の生物に食べられたり、大きな生き物は寿命で老化して死ぬものもいます。寿命は数日から、数百年と幅が広いですが、最终的には必ず死んでしまいます。なぜ全ての生物を知りもしないのに、全てが死ぬと断言できるのかというと、それは进化が生物を作ったと考えると、当然の结论だからです。
進化とは、「変化と選択」が繰り返すプログラムです。「変化」は多様な個体を作ること。専門用語では「変異」です。「選択」は、たまたまその環境で生き残ること。専門用語では「適応」です。「選択」は、裏を返せば選択されなかった (適応できなかった) ものが「死ぬ」ということでもあります。つまり死なないと進化が進まないのです。
38億年前の生命誕生時以前、生物の「種」は、RNAという物質にコードされたデジタル情報だったと考えられています。RNAはG?A?C?Uという4つのブロックが何個もつながったヒモ状の分子です。RNAは化学反応により自身で配列や長さを編集し (自己編集能)、なおかつ自身をコピーして同じ配列を持つ分子作ることができます (自己複製能)。また壊れやすくもあり、常に「作っては壊れる」を繰り返しています。この分子に「進化のプログラム」が実行されました。多様なRNA分子ができ (変化)、その中でより複製しやすいRNA分子が選択されて増えていき、その他の選択されなかった大多数の分子は分解されて材料となります (死)。つまり絶えず「変化」しては、その環境に適したものが生き残り、それ以外は分解されることを繰り返した結果、RNAは遺伝物質となり途中でDNAも加わり細胞となり、やがて現存する生物まで辿り着いたのです。これが「進化が生物を作った」ということです。そしてこの進化には、死ぬことは必須なのです。別の言い方をすれば、死ぬという性質をもったものだけが進化できたのです。生物はなぜ死ぬのかではなく、死ぬ生き物だけが進化して今存在するのです。死は個体にとっては終わりですが、進化にとっては始まりであり、その原動力なのです。
本書では、いろんな生き物の死や老化のメカニズム、最新の老化抑制の技术なども紹介しています。
*2022年中央公论「新书大赏」第2位受赏作
(紹介文執筆者: 定量生命科学研究所 教授 小林 武彦 / 2023)
本の目次
第2章 そもそも生物はなぜ絶灭するのか
第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか
第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか
第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
関连情报
新书大赏2022 第2位 (中央公论社 2022年)
书评:
新书大赏2022レビュー (中央公论编集部 2022年2月10日)
中島隆博 評「進化が選んだ「死ぬ個体」」 (読売新聞オンライン 2021年8月15日)
佐藤健太郎 評「多様性を守るため獲得した「死ぬ能力」」 (『週刊新潮』 2021年6月3日号)
北康利 評「個体の死が支える種の繁栄」 (THE SANKEI NEWS 2021年5月15日)
自着绍介:
「最も進化した生物はヒトではなく昆虫!?24時間足らずで脱皮、交尾、産卵して老化するカゲロウから見る<死>の意味」 (婦人公論.jp 2022年2月17日)
「ヒトの最大寿命は115歳!? 私たち人間の「死ぬ理由」について新書大賞2位『生物はなぜ死ぬのか』著者が解き明かす」〔書籍本文一部より抜粋記事〕 (中央公論.jp 2022年2月10日)
「「生物はなぜ死ぬのか」著者が語る、人類の生き残りに「個性の尊重」が不可欠な理由」〔書籍本文一部より抜粋記事〕 (好書好日 2021年8月25日)
「生物としての寿命は55歳! 長寿になりすぎたヒトを襲うリスクとは」〔書籍本文一部より抜粋記事〕 (讲谈社現代ビジネス 2021年5月10日)
「人類必読!私たちが死ななくてはならない「2つの理由」 とは?」〔書籍本文一部より抜粋記事〕 (讲谈社現代ビジネス 2021年4月16日)
书籍绍介:
「生物の「死」はプログラムされている? 死ぬ意味?死の恐怖について生物学の見地から考察」 (2022年11月9日)
「このエイジング本がすごい!2021年版ベスト3」 (日経BP 2021年11月15日)
「生物の死を科学的に検証 ヒトの死生観に新たな視点」 (NIKKEI STYLE 2021年11月4日)
日刊ゲンダイ顿滨骋滨罢础尝 2021年9月8日
「生命の生と死の仕組みを解説している生物学入門」 (bookvinegar 2021年8月18日)
「小林武彦「生物はなぜ死ぬのか」 進化の定め 世代継承に意味」 (朝日新聞 2021年8月7日)
「『生物はなぜ死ぬのか』根源的な問いに生物学者が明確に答えた一冊が話題[新書ベストセラー]」 (BookBang 2021年7月3日)
関连记事:
「生物はなぜ死ぬのか? AIが人間の進化を止める」 (Wedge ONLINE 2023年3月1日)
「進歩したAIは人間には理解できない?エイリアン?のような存在になる」 (PRESIDENT Online 2021年6月2日)
「小林武彦 利己的な生と公共的な死――社会が決める人間の寿命」 (中央公論.JP 2022年5月10日)
[サイエンスへの招待]「寿命は何が決めるのか?」 (『淡青』37号 2019年1月29日)
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インタビュー:
「人间らしい生」とは何か。原始地球を起点に见通す自杀、础滨、クローン (『顿贰础罢贬.』ホームページ 2023年2月28日)
【前編】小林武彦 - 生物学者と考える、すべての個性が尊重される社会をつくる方法「「死」が生物の多様性を育み、「言葉」が人の個性を守る」 (『うにくえ』 2023年2月16日)
【後編】小林武彦 - 生物学から見た、「多様性」の現在地「社会は、効率的で没個性な「シロアリ社会」化している!?」 (『うにくえ』 2023年2月23日)
「ベストセラー『生物はなぜ死ぬのか』の著者が語る「科学が不老不死を実現する可能性」」 (日経BP 2022年11月18日)
「日本人は“絶滅”に向かっている」 (みんなの介護 2022年9月12日)
[動画]「【Talk.1】死は個人の終わりではない」 (INTERVIEW | YOHEI HAYAKAWA 2022年8月2日)
[動画]「【Talk.2】生物学的に考える「自殺」と「戦争」」 (INTERVIEW | YOHEI HAYAKAWA 2022年8月9日)
[動画]「【Talk.3】人類史上最高の創造物とは」 (INTERVIEW | YOHEI HAYAKAWA 2022年8月16日)
[動画]「【Talk.4】生物はなぜ『生きるのか』」 (INTERVIEW | YOHEI HAYAKAWA 2022年8月23日)
「なぜ「空気読めない人」は必要か 生物学者?小林武彦氏に聞く」 (日経クロストレンド 2021年12月3日)
「東大の小林武彦氏が語る「生物はなぜ老化し、死んでいくのか」」 (JBpress 2021年9月4日)
[動画]「【小林武彦にきいた】いろんな体系、能力、性格の人が必要な理由」 (著者にインタビュー 2021年9月3日)
讲义:
[動画]「第1章 そもそも生物はなぜ诞生したのか――進化のプログラム」〔全10回〕 (クーリエ?ジャポン [讲谈社] 2022年3月1日)
対谈:
「【松岡修造の健康画報】著書『生物はなぜ死ぬのか』が話題の小林武彦先生に質問!」 (家庭画報.com 2022年11月14日)
「死から考える私たちの未来 好奇心を失いつつある日本人へ【小林 武彦】【茂木 健一郎】」 (『公研』 2022年1月号)
「池上彰×小林武彦 死と老化のメカニス?ムに迫る」 (週刊文春電子版 2021年12月24日)
[動画]「なぜ、死ななければならないのか? 小林武彦×落合陽一」(NewsPicks 2022年6月1日)
メディア出演:
視点?論点: 「生物学から死を考える」小林武彦 (東京大学 教授) (NHK 2023年1月25日)
「話題の本「生物はなぜ死ぬのか」が15分でわかる! 生物なぞクイズ」 (世界一受けたい授業|日本テレビ 2022年6月18日)
イベント:
第180回 UTalk Report: 小林武彦「生物はなぜ老化し、そして死ぬのか?」 (東京大学本郷キャンパス福武ホール内UTcafe 2023年3月11日)