健康格差のない长寿社会の実现:日本老年学的评価研究
近藤 尚己
医学系研究科
准教授
高齢化は世界的課題となっています。高齢化に伴い、健康格差の拡大も見られています。JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)プロジェクトは、健康長寿社会をめざした予防政策の科学的な基盤づくりを目的としています。全国の約40の市町村と共同し、30万人の高齢者を対象にした調査を行い、全国の大学?国立研究所などの30人を超える研究者が、多面的な分析を進めています。文部科学省、厚生労働省、米国National Institute of Health(国立衛生研究所)を始めとする多数の研究助成を受けて進められています。
本プロジェクトは健康のリスク因子として、食事?运动?たばこ?饮酒などの生活习惯だけでなく、心理?社会的因子も重要です。所得や教育歴などの「健康の社会的决定要因」を解明する社会疫学研究の重要性を示すことも目的としています。
これまで、社会経済的要因や地域间における健康状态の格差(健康格差)が、日本の高齢者においてどの程度见られるのかを明らかにしてきました。健康日本21(第2次)で目标に掲げられた「健康格差の缩小」をめざして、健康格差の「见える化」や缩小のための方策の研究にも取り组んでいます。
また、高齢者の介護予防に着目し、うつ、口腔ケア、低栄養、転倒歴や生活習慣、閉じこもり、それらの背景にある不眠、趣味、虐待、世帯構成、地域组织への参加や社会的サポート、就労、さらにソーシャル?キャピタルなどにも注目しています。特に、これらの因子と社会経済的地位(SES)との関連、また地域差に着目した分析を進めています。
市町村と协力して、実际に地域づくりを进め、その効果を评価する研究も进めています。
本プロジェクトは健康のリスク因子として、食事?运动?たばこ?饮酒などの生活习惯だけでなく、心理?社会的因子も重要です。所得や教育歴などの「健康の社会的决定要因」を解明する社会疫学研究の重要性を示すことも目的としています。
これまで、社会経済的要因や地域间における健康状态の格差(健康格差)が、日本の高齢者においてどの程度见られるのかを明らかにしてきました。健康日本21(第2次)で目标に掲げられた「健康格差の缩小」をめざして、健康格差の「见える化」や缩小のための方策の研究にも取り组んでいます。
また、高齢者の介護予防に着目し、うつ、口腔ケア、低栄養、転倒歴や生活習慣、閉じこもり、それらの背景にある不眠、趣味、虐待、世帯構成、地域组织への参加や社会的サポート、就労、さらにソーシャル?キャピタルなどにも注目しています。特に、これらの因子と社会経済的地位(SES)との関連、また地域差に着目した分析を進めています。
市町村と协力して、実际に地域づくりを进め、その効果を评価する研究も进めています。
プロジェクトに関する鲍搁尝
共同実施者
?相田 潤(東北大学)
?尾島 俊之(浜松医科大学)
?近藤 克則(千葉大学?JAGES代表)
?斉藤 雅茂(日本福祉大学)
?尾島 俊之(浜松医科大学)
?近藤 克則(千葉大学?JAGES代表)
?斉藤 雅茂(日本福祉大学)
主な関连论文
?Hikichi H, Aida J, Kondo K, Tsuboya T, Matsuyama Y, Subramanian S, Kawachi I : Increased risk of dementia in the aftermath of the 2011 Great East Japan Earthquake and Tsunami. PNAS 2016 113 (45) E6911-E6918; published ahead of print October 24, 2016.
?Tani Y, Kondo N, Nagamine-Takahashi Y, Shinozaki T, Kondo K, Kawachi I, Fujiwara T :Childhood socioeconomic disadvantage is associated with lower mortality in older Japanese men: the JAGES cohort study. International Journal of Epidemiology, 2016, 1-10,doi: 10.1093/ije/dyw146,Original article.
?Kondo N, Saito M, Hikichi H, Aida J, Ojima T, Kondo K, Kawachi I :Relative deprivation in income and mortalityby leading causes AMONG older Japanese men and women: AGES cohort study: J Epidemiol Community Health. 2015 Jul;69(7):680-5. doi: 10.1136/jech-2014-205103. Epub 2015 Feb 19.
?Tani Y, Kondo N, Nagamine-Takahashi Y, Shinozaki T, Kondo K, Kawachi I, Fujiwara T :Childhood socioeconomic disadvantage is associated with lower mortality in older Japanese men: the JAGES cohort study. International Journal of Epidemiology, 2016, 1-10,doi: 10.1093/ije/dyw146,Original article.
?Kondo N, Saito M, Hikichi H, Aida J, Ojima T, Kondo K, Kawachi I :Relative deprivation in income and mortalityby leading causes AMONG older Japanese men and women: AGES cohort study: J Epidemiol Community Health. 2015 Jul;69(7):680-5. doi: 10.1136/jech-2014-205103. Epub 2015 Feb 19.
问い合わせ先
- メールアドレス: kondolab2[at]m.u-tokyo.ac.jp
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