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日本人のこころの健康を明かにし、世界とともに対策を考える

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
  • 目標16:平和と公正をすべての人に
川上 憲人
医学系研究科
公共健康医学専攻精神保健学分野 教授
私たちの研究室のこのプロジェクトでは、ハーバード大学医学部と共同で日本人のこころの健康について包括的に理解するため、以下のような调査を行っている。

1.日本人のこころの健康や受诊行动に関连する要因を见つけ出す
2.日本社会の変化により人々のこころの健康がどのように変化しているかを测る
3.一人一人のこころの健康が10年后にどのように変化しているかを追跡する
4.东日本大震灾后に仮设住宅に住む人々や福岛県民のこころの健康を见守る
5.国际共同研究により、世界30カ国以上を比较して、新たな知见や国ごとの违いを见つけ出す。

例えば、日本における主な精神疾患や自杀関连行动、薬物乱用、引きこもり等の频度を明らかにしています。また精神的问题で医疗机関を受诊することに踌躇する日本人のパターンを报告しました。世界の他の国と比べると日本ではまだ精神疾患の频度は低い一方で、受诊率も低いことがわかりました。2000年代から2010年代にかけての调査では、精神疾患の频度に大きな変化はありませんでしたが、精神疾患による受诊率は大きく上昇していました。东日本大震灾の被灾地では、震灾直后に日本人全体とくらべて精神疾患になる人の割合が2倍に増加したこともわかりました。

プロジェクトは、厂顿骋蝉の目标3「健康」の下位目标である3.4の「精神保健とウェルビーイングの促进と治疗」、および3.5「薬物乱用とアルコールによる健康障害の予防と治疗」を中心に、この他の厂顿骋蝉(雇用や教育の机会、包摂的社会、国家间?国内の不平等の改善、精神的な健康を促进する环境、生产性の向上など)にも贡献します。

世界精神保健调査日本调査2002-2006にご协力いただいた自治体の场所と年度を表した図です。全回答者数は4134人、回答率は55%でした。
世界精神保健调査日本调査セカンドの、各ブロックごとの回答人数と调査年度の図です。全国から无作為に选ばれた150市町村の20~74歳の日本国民を代表する方々のうち2450人が调査に协力して下さいました。

プロジェクトに関する鲍搁尝

共同実施者

?ハーバード大学 Kessler教授
?他、世界30カ国の共同研究者

主な関连论文

?Ishikawa, H., et al., Lifetime and 12-month prevalence, severity and unmet need for treatment of common mental disorders in Japan: results from the final dataset of World Mental Health Japan Survey. Epidemiol Psychiatr Sci, 2016. 25(3): p. 217-29.
?Kido, Y., N. Kawakami, and W.H.O.W.M.H.J.S. Group, Sociodemographic determinants of attitudinal barriers in the use of mental health services in Japan: findings from the World Mental Health Japan Survey 2002-2006. Psychiatry Clin Neurosci, 2013. 67(2): p. 101-9.
?Umeda, M., N. Kawakami, and G. World Mental Health Japan Survey, Association of childhood family environments with the risk of social withdrawal ('hikikomori') in the community population in Japan. Psychiatry Clin Neurosci, 2012. 66(2): p. 121-9.
?Kawakami, N., et al., Early-life mental disorders and adult household income in the World Mental Health Surveys. Biol Psychiatry, 2012. 72(3): p. 228-37.
?Sado, M., et al., Cost of depression among adults in Japan in 2005. Psychiatry Clin Neurosci, 2011. 65(5): p. 442-50.
?Koyama, A., et al., Lifetime prevalence, psychiatric comorbidity and demographic correlates of "hikikomori" in a community population in Japan. Psychiatry Res, 2010. 176(1): p. 69-74.
?Ono, Y., et al., Prevalence of and risk factors for suicide-related outcomes in the World Health Organization World Mental Health Surveys Japan. Psychiatry Clin Neurosci, 2008. 62(4): p. 442-9.

问い合わせ先

  • 担当: 川上 憲人
  • メールアドレス: kawakami[at]m.u-tokyo.ac.jp
    ※摆补迟闭を蔼に置き换えてください
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