亜熱帯?Kuroshio研究教育拠点の形成と展開 -亜熱帯化する日本のベースライン評価と生物圏?人間圏の研究-
横山 祐典
大気海洋研究所
教授
地球温暖化により日本の環境は亜熱帯化が進むことが懸念されており、人間圏の短期?長期スケールでの環境変遷、自然災害がもたらす将来の人間圏や生態系への影響理解?評価が急務となっている。本プロジェクトでは、亜熱帯化する日本の過去?現在?将来を大気海洋科学の観点から把握するため、新たな共同利用?共同研究のプラットフォーム「亜熱帯?Kuroshio研究教育拠点」を立ち上げ、亜寒帯から亜熱帯までが連続する日本の生態系、資源、環境に関する総合的な理解を目指す。また、東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターで進めている “海と希望の学校 in 三陸” に倣った地域との連携、地域への貢献を重視した研究拠点の構築を目指す。
プロジェクトに関する鲍搁尝
共同実施者
河村 知彦(大気海洋研究所 所長)
平林 頌子(大気海洋研究所)
真下 知士(医科学研究所)
横田 伸一(医科学研究所)
西村 明 (人文社会系研究科)
矢口 祐人(大学院情報学環)
他
平林 頌子(大気海洋研究所)
真下 知士(医科学研究所)
横田 伸一(医科学研究所)
西村 明 (人文社会系研究科)
矢口 祐人(大学院情報学環)
他
主な関连论文
- Yokoyama and Purcell (2021). On the geophysical processes impacting palaeo-sea-level observations. Geoscience Letters, 8:13.
- 平林?横山(2020).完新統/完新世の細分と気候変動.第四紀研究(The Quaternary Research), 59(6), 129-157. (In Japanese)
- 横山(2018).地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去?現在?未来.講談社. (In Japanese)
- Yokoyama et al. (2018). Rapid glaciation and a two-step sea level plunge into the Last Glacial Maximum. Nature, 559, 603–607.
- Kawakubo, Alibert, Yokoyama (2017). A reconstruction of subtropical western North Pacific SST variability back to 1578, based on a Porites Coral Sr/Ca record from the northern Ryukyus, Japan. Paleoceanography, 32, 1352– 1370.
- Hirabayashi, Yokoyama, et al.(2017). Multidecadal oceanographic changes in the western Pacific detected through high-resolution bomb-derived radiocarbon measurements on corals. Geochemistry. Geophysics. Geosystems, 18, 1608– 1617.
- 西村(2010).鹿児島環境学II.47-61,南方新社. (In Japanese)
问い合わせ先
- 担当: 〒277-8561
柏市柏の叶5-1-5
東京大学 大気海洋研究所
柴辻 智子 - 電話: 080-7130-1438
- カテゴリナビ