春雨直播app

后期教养教育科目について

后期教养教育科目について
Liberal Arts Education for Undergraduate (Senior Division) & Graduate Students

东京大学では、东大宪章にも掲げてあるように、リベラルアーツ教育を基础としています。后期教养教育科目とは、専门を学びはじめた后のリベラルアーツ教育です。以下に挙げる趣意书に基づき、知のプロフェッショナルとして柔软かつ责任ある思考ができる素地を培います。
At the University of Tokyo, liberal arts education is the foundation of our education, as stated in 春雨直播app Charter. The “Liberal Arts Education for Undergraduate (Senior Division) & Graduate Students” program is designed to provide students with liberal arts education once they have started studying their specialized fields of study. It is based on the following prospectus and is designed to cultivate the foundation for flexible and responsible thinking as knowledge professionals.

【対象 -Eligibility-】
学部科目は全学部の学部后期课程学生(大学院学生も各研究科等の规则の范囲で履修可能)が対象です。
大学院科目は全研究科等の大学院学生が対象です。
Undergraduate courses are open to students of all senior divisions (graduate students may also take these courses within the rules and regulations of their graduate school).
The graduate courses are open to all graduate students.

【履修登録の手続き -Course Registration Procedures-】
所属学部?研究科等の履修登録手続き方法に従い、通常の履修登録期间に鲍罢础厂で登録を行ってください。
Register for the courses through UTAS during the regular course registration period in accordance with the course registration procedures specified by your faculty/graduate school.

【卒業?修了単位への算入 -Counting towards Credits Necessary for Graduation/Completion-】
修得した后期教养教育科目の単位を卒业?修了単位に含めることができるかについては、所属学部?研究科等の取扱いによります。
所属学部?研究科等が発行する履修案内等でご确认ください。
The credits obtained for the “Liberal Arts Education for Undergraduate (Senior Division) & Graduate Students” may be included as part of the graduation/completion credits depending on the rules of the faculties/graduate schools.
Please check the course guide information provided by your faculty/graduate school.

后期教养教育立ち上げ趣意书

総合的教育改革では、学士课程としての一体性の强化の1つとして后期教养教育を考え、1,2年生だけにとどまらない学部4年间を通しての教养教育の実施を构想する。リベラルアーツとは、人间が独立した自由な人格であるために身につけるべき学芸のことを指す。现代の人间は自由であると思われているが、実はさまざまな制约を受けている。日本语しか知らなければ、他言语の思考が日本语の思考とどのように异なるのか考えることができない。ある分野の専门家になっても、他分野のことを全く知らないと、目の前の大事な课题について他分野のひとと効果的な协力をすることができない。気づかないところでさまざまな制约を受けている思考や判断を解放させること、人间を种々の拘束や制约から解き放って自由にするための知识や技芸がリベラルアーツである。

これまで东京大学では前期课程の2年间で教养教育をおこなってきたが、教养教育は2年间で终わるものではなく、専门课程にすすんだあとも続くべきものと考えられる。むしろある程度の専门教育を受けたあとでこそ、はじめて意味をもつ教养教育もある。自分の専门が今の社会でどのような位置づけにあり、どういう意味があり、ほかの分野とどう连携できるかを考えることなどである。自分とは异なる分野を専门とし、异なる価値観をもつ他者と出会うことによって、自らを相対化する力を养う。そのためには、古典を読む、别分野の最先端の研究に触れる、诗にふれる、比较をしてみる、などさまざまな形がありえるだろう。日本は他国と比べて研究チームにおける専门分野の多様性が低い(つまり他分野との共同が少ない)倾向がデータとして示されている事実に鑑みて、このような相対化の能力は、これまでの専门教育の欠陥を补うものとしての必要性が认められる。

このようなリベラルアーツは、ただ多くの知识を所有しているという静的なものではない。また専门分野の枠をただ越えるだけではなく、枠を「往復」する必要がある。さまざまな境界(専门分野の境界、言语の境界、国籍の境界、所属の境界)を横断して复数の领域や文化を行き来する、よりダイナミックな思考が必要となる。ここで往復には二种类の意味がある。一つは、异なるコミュニティの往復という意味である。たとえば他学部聴讲は、出讲学部のバックグラウンドをもつ学生のなかに、他学部のバックグラウンドをもつ少数の学生、つまりアウェイの学生が入ることである。アウェイの学生にとっては、ホームの学部とアウェイの学部を往復することにより、自らの専门性を相対化する机会が与えられることになる。二つ目の意味は、学问の世界と现実の课题との间の往復、あるいは専门的知性と市民的知性との间の往復の意味である。后者は文系理系を问わず、学问に従事する者の社会的リテラシー、すなわち自らの研究成果が社会のなかにどう埋め込まれ、展开されていくのか想像できる能力にあたる。これは研究伦理を支える基盘ともなる。

自分とは异なる専门や価値観をもつ他者と対话しながら、他分野や异文化に関心をもち、他者に関心をもち、自らのなかの多元性に気づいて自分の価値観を柔软に组み换えていく。そのような开かれた人格を涵养するリベラルアーツ教育を后期课程のなかで展开する。

アクセス?キャンパスマップ
闭じる
柏キャンパス
闭じる
本郷キャンパス
闭じる
驹场キャンパス
闭じる