
书籍名
第一次世界大戦と民间人 ?武器を持たない兵士?の出现と戦后社会への影响
判型など
334ページ、础5判、上製
言语
日本语
発行年月日
2022年3月31日
ISBN コード
9784764603547
出版社
锦正社
出版社鲍搁尝
学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)
英语版ページ指定
第一次世界大戦は1918年11月11日に休戦を迎え、1919年のパリ讲和会议で终わったと一般には考えられています。ですが、歴史の実态を见つめてみると、必ずしも「いつ第一次世界大戦が终わったか」に答えることは简単でないことが分かります。というのは、第一に、连合国とドイツとの讲和条约であるヴェルサイユ讲和条约は1919年に缔结されますが、対ハンガリーのトリアノン条约は1920年に成立するなど、讲和缔结の时期はより后にずれこむからです。第二に、戦闘行為は必ずしも1918年11月の休戦でやんだわけではなく、たとえば旧ロシア帝国におけるように、内戦が起こり、そこに诸外国が军队を送るといった事态は、パリ讲和会议以降もあちこちで続いていたからです。第叁に、民间人が武器をとって、内外の敌と戦う、あるいはそのために军事训练を行なうという事态は、公式の「终戦」以后も、戦胜国と败戦国を问わず、少なくとも数年の间続いたからです。本书はとくにこの第叁の点に着目して、第一次世界大戦が民间人および市民社会のあり方に与えた影响を検讨したものです。「武器を持たない兵士」とは、逆説的な表现ですが、一般社会に戻った兵士のことを指すとともに、武装経験のある民间人のことをも指しています。こうした人々の出现は、1920年代の戦后社会の政治动向にどのような影响を与えたのでしょうか。また、多くの国では民间人の武装、とくに准军事団体は、徐々に解消されていったものの、多くの市民がそこで得た経験は、1930年代における国际的な紧张の高まりや、第二次世界大戦开始后の动向に、どのような影响を与えたのでしょうか。このような问题意识をもって、ドイツ史、フランス史、イタリア史、ロシア史、ハンガリー史、日本史の専门家が书いた论文をまとめたものが、本书ということになります。私は「ソヴィエト?ロシアにおける『人民の武装』――全般的军事教练と特别任命部队」という论文を寄稿しました。ロシアでは第一次世界大戦中に革命が起こり、さらに内戦が始まりました。パリ讲和会议の最中にも内戦は続き、军人?元军人だけではなく、多くの一般市民が、様々なかたちで武装して、戦闘行為に参加していました。第一次世界大戦から革命?内戦をへて成立する社会主义のロシアにおいて、大量の市民が武装した経験をもっていたことは、社会全体の「军事化」――政治组织における上意下达の构造の成立、経済运営における军事的発想の浸透――につながる意义をもっていたのです。
(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 池田 嘉郎 / 2023)
本の目次
第一部 第一次世界大戦期
第一章 第一次世界大戦の空袭とドイツの民间防空――家郷(贬别颈尘补迟)と防卫(厂肠丑耻迟锄)との溶け合い、そして「武器を持たない兵士」の出现|柳原伸洋
第二章 ドイツ民衆は第一次世界大戦を「耐え抜い(durchhalten)」たのか――「戦争文化(culture de guerre)」?「耐え抜く(durchhalten)」?「耐える(aushalten)」についての試論|鍋谷郁太郎
第叁章 第一次世界大戦における兵士の伤病と医师――ドイツの事例から|梅原秀元
第四章 戦场となったマズーレン――住民の戦争体験と「タンネンベルク」の相克|川手圭一
第五章 第一次世界大戦时イタリアの军服製造と女性労働|胜田由美
第二部 戦后期
第六章 ソヴィエト?ロシアにおける「人民の武装」――全般的军事教练と特别任命部队|池田嘉郎
第七章 「境界地域」の创出と暴力の独占――ブルゲンラント(西ハンガリー)における「国民自决」(一九一八―一九二一年)|姉川雄大
第八章 ドイツ义勇军経験とナチズム运动――ヴァイマル中期における「独立ナチ党」の结成と解体をめぐって|今井宏昌
第九章 日本陆军と国民?社会との协働――昭和初年の防空演习への道のり|黒沢文贵
第十章 映画の中の世界大戦――戦争文化と「适応」をめぐって|剣持久木
执笔者一覧
関连情报
池田嘉郎「短い1920年代、長い1920年代」 (『軍事史学』56巻4号 2021年3月)