社会的障害の経済理论?実証研究 ふくしま高校生社会活动コンテスト报告书
本报告书は私たちが感动と元気をもらった福岛県の高校生の様々な社会活动の记録です。
初回は2014年でした。浜通りから3校、中通りから2校と1団体、会津から1校2グループの计8つのグループが参加し、ボランティア、復兴への取り组み、国际交流、まちおこし、製品开発など様々な社会贡献活动に関する报告がなされました。
この年、コンテストの最优秀赏に辉いたのが、会津农林高校の取り组み、「早乙女踊り保存クラブ」です。后継者不足から一时中断していた会津坂下(ばんげ)町の伝统行事を同校の女子生徒が継承します。9人ほどで始まった活动は、7年后、全校の女子生徒の3割强に当たる36人の参加を得る一大行事に発展しました。笛やうたいの指导も、高齢化や多忙でなかなか来られない大人の讲师に代わって、経験者である上级生が下级生を教える方式に切り替えました。こうして名実ともに高校生による活动が确立されたのです。
2015年、第2回のコンテストも印象的でした。素晴らしい报告が相次ぐなか、最优秀赏に辉いたのは、いわき市にある平养护学校のボランティア部でした。発表者の高校1年生、叁浦宰くんが献血への呼びかけや募金活动を绍介しました。「私たち障害者はいつも支援を『される侧』でした。ボランティアはしていただくもの、そういう意识がありました。しかし、先辈たちが始めたこの活动に加わって、支援を『する侧』にもなれるんだと思いました」。
私たちはひとりで生きることはできません。どんなに强い人间でも赤子のときはか弱く、慈しみ育てる人の爱情なしに成长していくことは不可能です。そこに健常者や障害者の区别はありません。
そして、高校生は子供から大人に変容する过渡期にあります。それまでの受动的な立场から少しでも自発的に何かをしたい、自立したい、社会に贡献したいと思い始める时期、すなわち経済社会への入口に立っています。ただし、自立とはひとりで生きることではありません。多くの人と支え合いながら生きていくことです。
大人になれば、相手に与え相手から与えられるという関係を至る所で构筑しなくてはならないからです。平养护学校ボランティア部に、支えられながら支えるという高校生の社会活动の原点を见ました。
今、コンテストは福岛県の方々に引き継がれ、高校生による素晴らしい取组みが次々に绍介されています。本报告书が私が高校生からいただいた感动と元気をあなたとわかち合う一助になれば、とてもうれしく思います。
(紹介文執筆者: 経済学研究科?経済学部 教授 松井 彰彦 / 2018)
本の目次
论文
福岛県における高校生の社会贡献活动と地域に根差したサービス?ラーニングの可能性(前川直哉)
记録
2014ふくしま高校生社会活动コンテスト
搁贰础厂贰公开讲座「福岛の高校生が、日本を元気にする」
2015ふくしま高校生社会活动コンテスト
搁贰础厂贰公开讲座「福岛の高校生が、日本を元気にする2」
2016ふくしま高校生社会活动コンテスト
搁贰础厂贰公开讲座「福岛の高校生が、日本を元気にする3」
(参考)平成29年度 ふくしま高校生社会貢献活動コンテスト
搁贰础厂贰公开讲座「ふくしま高校生社会活动発表会」
関连情报
東京大学搁贰础厂贰公开讲座「ふくしま高校生社会活动発表会」 (2018年1月20日 東京大学本郷キャンパス)