「叁浦真珠プロジェクト」养殖真珠浜扬げ 临海実験所で技术管理してきた真珠を初めて収穫

东京大学叁崎临海実験所(神奈川県叁浦市)の一室。二人の技术スタッフがアコヤガイを一つ一つ开く间、集まった人々は息を杀していましたが、小さく丸い真珠が贝の中から姿を现すと、一斉に歓声が沸き起こりました。
2019年1月9日、「叁浦真珠プロジェクト」に関わる研究者とスタッフは、临海実験所で技术管理して养殖してきたアコヤガイを初めて浜扬げしました。东京湾に面した海から吊り上げられた网の一つから、24个のアコヤガイを取り出し、10数个の真珠を収穫。2018年7月に技术职员がアコヤガイに2个ずつ真珠の核を挿入する「核入れ」作业を行った成果です。
临海実験所の前所长で2013年から叁浦真珠プロジェクトを主导している赤坂甲治理学系研究科名誉教授は、「美しい真珠を収穫することができて、安堵しました」とコメントしました。

三崎臨海実験所そばの桟橋から海中に吊るされたアコヤガイを引き上げる技術職員。 © 2019 東京大学
叁浦市と真珠メーカーミキモトの协力を得て进められてきた叁浦真珠プロジェクトは、地域の活性化と地元生徒への海洋教育の普及を目的としています。
「技术职员の皆さんにご尽力いただき感谢しています。また、神奈川県立海洋科学高等学校の教员?生徒の皆さんが授业の一环として、アコヤガイの世话をしてくださっていることも大きな要因です」と赤坂先生は话します。
海洋科学高校の生徒はこれまで临海実験所を访れ、贝の扫除を行ってきました。7月に実験所で高校の先生が约20个のアコヤガイに挿核を行っていますが、それらの贝は后日、授业の一环で生徒たち自身による浜扬げが行われる予定です。
実は真珠养殖と歴史的な関わりを持つ东大。1886年に设立され、世界で最も古い海洋生物の研究施设の一つである理学系研究科附属临海実験所は、约100年前に世界で初めて真円真珠养殖技术を开発し、现在の真珠产业の基础を筑くのに贡献したという过去があります。その技术を、现在は世界的な宝饰メーカーであるミキモトの创业者、御木本幸吉氏が活用しました。
赤坂先生は今后、プロジェクトをより一层発展させたいと意気込みます。海洋科学高等学校に加え、最近、神奈川県立横须贺工业高等学校がプロジェクトに参画。贝殻を用いた螺鈿细工に取り组んでいます。
「今年は使えるアコヤガイの数に限りがありましたが、来年はもっと多くの真珠を収穫できると期待しています。临海実験所で技术管理して养殖してきたアコヤガイを初めて浜扬げしました」。



※この记事は、临海実験所における真珠养殖技术研究の一环としてのプロジェクトの位置付けを明确にするため、2019年3月22日に修正されました。