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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

植物のイラスト

书籍名

画工の近代 植物?动物?考古を描く

着者名

判型など

384ページ、础5判

言语

日本语

発行年月日

2024年2月2日

ISBN コード

978-4-13-086068-0

出版社

东京大学出版会

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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本書は、明治期の東京大学や博物館に勤務した画工の制作活動を探り、画工の描く様々な図が、当時の植物学、動物学、人類学の研究内容とどのような関わりをもっていたのかを考察したものです。本書では、大学や博物館で学術標本 (植物?動物?考古遺物等) を図にする仕事に従事した者を指して「画工」と呼んでいます。ここでいう「画工」とは、広い意味では「画家」や「絵描き」と同じであり、より限定的には「東京大学理学部で図を描いた者」を指して使われた言葉と捉えることができます。
 
本書の特徴は、学問の脇役とみなされがちな画工を考察の対象に据え、画工の描いた様々な図が、明治期の学問形成にいかなる影響を与えたのかを捉えようと試みた点にあります。著者は、画工による学術標本の描出と学問の進展との間には、互いに密接な関係があったと考えています。植物学、動物学、考古学といった、形あるものを研究対象とする専門分野においては、とりわけ学術標本が盛んに描かれてきたと言えるでしょう。文字だけでなく、視覚的な図像によって研究内容を記録し、その研究成果を公開する際に、描くことを本職とする画工の技术が必要とされたであろうことは想像に難くありません。
 
本書は3つのパートで構成されています。第I部「画工の居た場所」では、明治期の官公庁、博物館、大学に出仕した画工を概観しています。とくに第4章「東京大学の画工」では、明治期の東京大学理学部における図の制作状況を探り、画工の雇用実態を明らかにすることに努めました。第II部「植物学における図示」では、明治期の植物学における図の制作状況を明らかにし、画工によって描出された図が『植物学雑誌』や植物学専門書においてどのように使用され、かつ役立てられたのかを考察しています。この第II部では、植物学分野の図を数多く描いた渡部锹太郎 (1860-1905) と西野猪久马 (1867-1933) という二人の画工を取り上げています。第III部「画工がつくる学問のイメージ」では、大野云外 (1863-1938) と織田東禹 (1873-1933) の作例を手がかりとしながら、画工の描く図が学問の世界にとどまらず、学術的な成果を社会に広める際の視覚的な資料として活用された様子を論じています。
 
本书には、画工が原画を描いた论文図版、植物図谱、模様集等のカラー口絵やモノクロ挿図が载っています。その多くはこれまでに着者が研究の中で出会った、画工の手がけた具体的な作例です。本书を手にとってくださる方には、ぜひ本文と図の両方で、幅広い画工の仕事を知っていただきたいと思います。
 

(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 助教 藏田 愛子 / 2024)

本の目次

 序章
  第一节 本书の目的と构成
  第二節 「画工」について
 
第滨部 画工の居た场所
 
 第一章 描き手の官庁出仕
  第一节 幕末の开成所に勤めた者
  第二节 明治十年代の官庁出仕
  第叁节 図解と记録
 
 第二章 明治期前半頃の博物館活動
  第一节 文部省博覧会
  第二节 山下门内博物馆
  第叁节 博物馆図谱の制作者
 
 第三章 動物剝製法における動物写生図の役割
  第一节 明治期の剥製づくり
  第二節 『鳥獣剝製法訳稿』
  第叁节 明治九年の动物検査
 
 第四章 東京大学の画工
  第一节 东京大学の前身校
  第二节 明治十年代の理学部
  第叁节 画工の职场
  第四节 植物学教室
  第五节 动物学教室
 
第滨滨部 植物学における図示
 
 第五章 小石川植物園の画工——渡部锹太郎
  第一节 明治十&尘颈苍耻蝉;二十年代前半の植物学
  第二節 渡部锹太郎の画業
  第叁节 大学业务としての植物写生
  第四节 植物学者と画工
 
 第六章 動植物知識の普及——西野猪久马
  第一節 西野猪久马の画業
  第二節 『少年世界』を飾った標本画
  第叁节 叁好学选『樱花写生図』
  第四节 栄养研究所での救荒植物写生
 
第滨滨滨部 画工がつくる学问のイメージ
 
 第七章 考古学と模様集——大野云外
  第一節 大野云外の画業
  第二节 人类学教室の画工
  第叁节 縄文土器の模様集
 
 第八章 明治四十年における日本の太古」
  第一节 东京勧业博覧会に登场した太古遗物陈列场
  第二节 コロポッグルの村
  第叁节 日本石器时代のイメージ
 
 终章
 
 あとがき
 参考文献
 掲载図版一覧
 人名索引

関连情报

受赏:
第4回东京大学而立赏受赏 (东京大学 2023年)&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;
/ja/research/systems-data/n03_kankojosei.html
 
书评:
溝口元 評 (公益社団法人日本動物学会 2024年10月31日)

 
讲演会:
特別展普及講演会「自然史の描き手たち――明治期の画工について」 (大阪市立自然史博物館 2024年4月28日)

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