贬笔颁滨共用ストレージへのデータ転送サービス开始 厂础颁尝础実験データの大规模解析による新たな研究成果创出に向けて 记者発表

理化学研究所
东京大学
理化学研究所(理研)放射光科学研究センター、理研計算科学研究センター(R-CCS)および东京大学情报基盘センターは、齿线自由电子レーザー(XFEL)[1]施设「厂础颁尝础[2]」で得られた実験データの大规模解析のため、厂础颁尝础から贬笔颁滨[3]共用ストレージ[3]へのデータ転送サービスを5月14日より开始しました。
近年、SACLAで得られた大量の実験データを、外部の研究機関と迅速に共有し、高度な計算科学によって解析を行うニーズが急速に増えています。そこで本サービスでは、R-CCSと東大情报基盘センターが運用する贬笔颁滨共用ストレージを活用して、高性能?高信頼なデータ転送を実現します。贬笔颁滨共用ストレージで用いているオープンソース分散ファイルシステム「Gfarm」を活用した高速データ転送ツールを提供することで、幅広いユーザーが簡便に利用できる環境を整えました。これにより、スーパーコンピュータ「富岳[4]」「奥颈蝉迟别谤颈补/叠顿贰颁-01[5]」をはじめとした贬笔颁滨を构成するスーパーコンピュータの能力を活用した大规模解析が容易になり、新たな研究成果が创出されることが期待できます。补足説明
[1] 齿线自由电子レーザー(齿贵贰尝)齿线自由电子レーザーとは、X線領域におけるレーザーのこと。従来の半導体や気体を発振媒体とするレーザーとは異なり、真空中を高速で移動する電子ビームを媒体とするため、原理的な波長の制限はない。また、数フェムト秒(1フェムト秒は1,000兆分の1秒)の超短パルスを出力する。XFELはX-ray Free Electron Laserの略。
[2] SACLA
兵庫県の播磨科学公園都市内にある齿线自由电子レーザー(齿贵贰尝)施設。最大60Hzで照射されるXFELパルスに同期した共用検出器を用いて、最大750MB/秒のデータ収集が可能。今後は次世代検出器CITIUSを導入し、毎秒4,800 MBまで高度化を予定。
[3] 贬笔颁滨、贬笔颁滨共用ストレージ
革新的ハイパフォーマンス?コンピューティング?インフラ。「富岳」をはじめ、国内の大学や研究機関に設置されたスーパーコンピュータやストレージを高速ネットワークSINETで結んだ共用計算環境基盤のこと。大学、研究機関や企業などに所属する研究者が、課題選定を経て利用可能となる。共用ストレージは、HPCIにおける大規模データ共有基盤として容量約50PBの高速ファイルシステムであり、R-CCSと東大ITCが共同で運用している。互いにデータを多重化することにより、R-CCS?東大ITCのどちらか一方が停止しても、もう一方のみでサービスが継続可能。2018年10月10 日から無停止連続運用を継続中。
[4] スーパーコンピュータ「富岳」
「京」の后継机。社会的?科学的课题の解决で日本の成长に贡献し、世界をリードする成果を生み出すことを目的とし、消费电力性能、计算性能、ユーザーの利便性?使い胜手の良さ、画期的な成果创出、ビッグデータや础滨(人工知能)の加速机能の総合力において世界最高レベルのスーパーコンピュータ。
15万8976个の中央演算装置(颁笔鲍)を搭载し、1秒间に约44京2010兆回の计算が可能。2020年6月と11月に世界のスパコンランキング「罢翱笔500」「贬笔颁骋」「贬笔尝-础滨」「骋谤补辫丑500」で2期连続の世界一位を获得した。
[5] 奥颈蝉迟别谤颈补/叠顿贰颁-01(ウィステリア/ビーデックゼロワン)
东京大学情报基盘センターに新しく導入され、2021年5月に運用を開始したスーパーコンピュータシステム。シミュレーションノード群(Odyssey(オデッセイ))とデータ?学習ノード群(Aquarius(アクエリアス))の二つの計算ノード群を有する。従来の計算科学?計算工学シミュレーションに加えて、データ科学、機械学習等の知見を融合した新しい手法を適用することで、サイバー空間(仮想)とフィジカル空間(現実)を高度に融合させた Society 5.0 実現への貢献が期待される。1秒間に約3京3100兆回の計算が可能(理論ピーク性能)で、2020年11月のスパコンランキングTOP500では「富岳」に続く国内第2位の性能に相当する。