池田家文库冈山藩政史料の画像公开を开始 ―东京大学史料编纂所?冈山大学附属図书馆の连携による― 研究成果

発表者
【東京大学史料编纂所】
杉本 史子 東京大学名誉教授(兼:東洋文庫 専任研究員)
箱石 大 教授
山田 太造 准教授
菊地 智博 助教
【冈山大学】
学術研究院社会文化科学学域 東野 将伸 准教授
附属図書館 学術情報サービス課 調査相談グループ
大学院社会文化科学研究科 政次 加奈子 (博士後期課程)
発表の概要
東京大学史料编纂所は岡山大学学術研究院社会文化科学学域?東野将伸准教授との共同研究において、岡山大学附属図書館所蔵「池田家文库」(注1、以下「池田家文库」)の幕末期史料の分析を行い、その一環として過去に東京大学史料编纂所が撮影した高精細画像を含む池田家文库の史料画像約1万コマを、東京大学史料编纂所Hi-CAT Plus データベース(注2)よりウェブ公開しました。2025年1月に東京大学と岡山大学附属図書館が締結した覚書に基づくもので、2025年度にかけて織豊期の史料画像など約4千コマの追加を予定しています。
池田家文库は旧冈山藩主池田家旧蔵の、冈山藩?池田家に関する歴史资料?和书?汉籍など约10万点にのぼる史料群で、中世期の书状から幕末?维新期の政治関係史料までを含む巨大なアーカイブです。しかし画像の奥贰叠公开は途上にあり、今回の公开は近世?幕末维新期の冈山藩研究や、明治维新に池田家が果たした役割の解明など、広汎な研究进展につながることが期待されます。
発表内容
【経纬】
幕末期に冈山藩主となった池田茂政(注3)は、前水戸藩主徳川斉昭(注4)の子という立場を活かし、京都を中心とする政局に積極的に関与したことが知られています。東京大学史料编纂所と岡山大学の東野将伸准教授は、池田茂政という人物に着目し、幕末維新期の冈山藩政や池田家について研究を進めています。今回公開する画像の大部分を占めるのは、東京大学史料编纂所が1980年代に撮影した、茂政やその側近らが発受した書状類の史料写真です(図1)。冈山藩池田家と言えば、江戸時代初期の池田光政が著名でしたが、本研究により、幕末維新期の池田家の役割が、水戸藩や忍藩などの関係をふまえた多角的な視点から浮かび上がってきました。
さて、池田家文库は1990年代にマイクロフィルム化され市贩されていますが(注5)、近年冈山大学附属図书馆が行った絵図や贵重书の高精细画像のウェブ公开、国文学研究资料馆が行った市贩マイクロフィルム画像のウェブ公开を経ても、その大半へのアクセス手段は限定されているのが现状です。
今回、東京大学史料编纂所は岡山大学附属図書館との連携により、Hi-CAT Plus上において1976年以降2023年までに編纂?研究のため収集した史料画像を公開し、また新たに史料の詳細目録を公開しました。画像と詳細目録の公開は2025年度も継続し、岡山大学附属図書館の池田家文库マイクロフィルム目録データベース(注6)からもアクセス可能とする予定です。

図1:池田家文库の幕末期书状群(颁8-370〔庆徳侯书状〕) 鸟取藩主池田庆徳が忍藩时代~冈山藩时代の実弟?池田茂政に宛てて记した书状类。このほかにも多数の重要な书状が残されている。
【今回公开する史料】
合計 2,330点(10,861コマ)
※史料编纂所撮影によるマイクロフィルムスキャンモノクロ画像および高精細カラーデジタル画像
?幕末维新期书状类(国事周旋関係书状等):2,273点(7,846コマ)
?幕末维新期编纂史料(『史料草按』ほか):17点(1,073コマ)
?池田茂政関係和书类:23点(1,022コマ)
?池田家伝来和书(池田家本『宝治百首』など):17点(920コマ)
【画像公开】
Hi-CAT Plusの利用条件および岡山大学附属図書館の利用案内をご参照ください。
なお2025年度中に、冈山大学附属図书馆池田家文库マイクロフィルム目録データベースからのアクセスも可能とする予定です。
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?: https://www.lib.okayama-u.ac.jp/collections/kicho_tetsuduki.html
【研究助成】
本研究は、東京大学史料编纂所共同利用?共同研究拠点一般共同研究「「池田茂政関係史料群」の形成過程の解明と研究資源化」(2024年度)およびJSPS人文学?社会科学データインフラストラクチャー強化事業(課題番号:JPJS00320231001)の支援により実施されました。
用语解説
(注1)池田家文库&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;旧冈山藩主池田家に伝来した、初代冈山藩主池田光政が寛永9年(1632)に鸟取から冈山城に入部して以来、明治4年(1871)の廃藩置県に至るまでの约240年の冈山藩藩政资料及び冈山藩池田家伝来の図书类の総称。藩政资料68,083点、和书4,166部(22,117点)、汉籍653部(10,420册)から成り、戦后冈山大学に寄赠された。
(注2)Hi-CAT Plus……東京大学史料编纂所の史料画像公開用データベース。過去に撮影?収集した国内外の画像データを搭載し、所蔵者の許可を得られたものを外部に公開している。https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/w81/search
(注3)池田茂政(いけだ もちまさ)……幕末期の冈山藩主(在任:文久3年(1863)~慶応4年(1868))。水戸藩主徳川斉昭の九男として生まれ、のち忍藩松平家に養子入りするが、斉昭が安政の大獄で処罰されたことで廃嫡された。池田家に養子入りして冈山藩主となると実兄の鳥取藩主池田慶徳らとともに尊王攘夷派として京都政界への周旋活動を進めた。
(注4)徳川斉昭(とくがわ なりあき)……第9代水戸藩主。尊王攘夷思想に基づき度々幕府に海防を献策した。養子に出された実子は15代将軍徳川慶喜をはじめ鳥取藩主、川越藩主、浜田藩主などとなり幕末期の政治に関与した。
(注5)池田家文库藩政资料マイクロ版集成&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;1991年から2年余りをかけて行われた池田家文库のマイクロフィルム撮影事业の成果として1993年、丸善より発売された。
(注6)池田家文库マイクロフィルム目録データベース&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;池田家文库のマイクロフィルム撮影に际して作成された冈山大学附属図书馆编『改订増补池田家文库マイクロ版史料目録』(丸善、1992年)をデータベース化したもの。丑迟迟辫蝉://辞耻蝉补谤.濒颈产.辞办补测补尘补-耻.补肠.箩辫/颈办别诲补办别/尘颈肠谤辞/箩补
お问い合わせ先
◆東京大学史料编纂所
助教 菊地 智博(きくち ちひろ)
罢别濒:03-5841-8410
贰-尘补颈濒:肠-办颈办耻肠丑颈*丑颈.耻-迟辞办测辞.补肠.箩辫(*を@に変更してください)
◆冈山大学学术研究院社会文化科学学域
准教授 東野 将伸(ひがしの まさのぶ)
罢别濒:086-251-7409
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〈报道に関する问合せ〉
東京大学 史料编纂所 IR?広報室
罢别濒:03-5841-1615
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