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记者会见「东京大学柏キャンパスにマッハ7の超高速风洞が完成、运用を开始」研究成果

记者会见「东京大学柏キャンパスにマッハ7の超高速风洞が完成、运用を开始」

1.発表日时: 2007年1月26日(金)15:00~16:00

2.発表场所:
柏キャンパス基盘科学実験栋1阶、极超音速高エンタルピー风洞実験室 内
制御室にて

3.発表タイトル:
「东京大学柏キャンパスにマッハ7の超高速风洞が完成、运用を开始」

4.発表者:
东京大学大学院新领域创成科学研究科 助教授 铃木宏二郎
        同          特任助手 今村 宰

5.発表概要:
东京大学柏キャンパスに、マッハ7(秒速约1.5办尘)の极超音速と最高温度约1500℃の高エンタルピーを実现する风洞が完成し、运用を开始した。大学の设备としては国内外に类のない高性能であり、教育研究の新领域を开拓する。

6.発表内容:
◆本设备の沿革
  本設備の前身は、旧東京大学航空研究所(現、JAXA宇宙科学研究本部)で1960年初頭より東大駒場IIキャンパスに建設された超音速気流総合実験室および高温気流燃焼実験室である。1989年の東京大学工学部への移管を経て、極超音速流(超高速流れ)および高エンタルピー流(超高温流れ)に関する教育研究を拡充するため、東京大学柏キャンパス大学院新領域創成科学研究科へ移設され2006年3月、基盤科学実験棟における新たな大型実験設備として完成した。
◆本风洞の性能
  柏風洞は、ペブル式(石焼釜方式)の空気加熱器を持ち、超高速気流実験用の極超音速風洞と超高温気流実験用の燃焼風洞の両方の運転ができる1加熱器2運転モードを採用している。これにより、高速流体と高温流体の融合的研究が効率よくできるようになっている。
  極超音速風洞では、マッハ数7または8(ノズルの交換による)の高速気流が直径20cmの大きさで最大約60秒持続される。燃焼風洞では最大1500℃の高温気流を約100秒間、大気中で噴射することが可能である。いずれも最大圧力は1MPa未満と比較的低く、大学設備としての安全性と低コスト性、高運転頻度(1時間に1回の実験が可能)を実現している。
◆本设备の特徴
本设备は、大学に设置され、学生の教育研究を目的とした极超音速高エンタルピー风洞として、世界にも类のないものである。燃焼风洞モードにおいて、気流は高温、非プラズマ、空気使用といった特徴を持ち、高速エンジン内の流れのみならず、高温材料の研究などの利用が期待される。极超音速风洞モードにおいて、测定部気流は高マッハ数を出す同种の风洞に比较して気流の圧力が低いという特徴をもつ。このことは、粘性と圧缩性の影响が拮抗する特殊な流体环境が生成されることを意味する。本风洞は、このような粘性干渉効果の研究に适しており、高高度を超高速で飞行するさまざまな物体(宇宙飞行体や陨石など)まわり流れの教育研究に新たな可能性を开くものである。また、将来の超高速航空机はソニックブームなど环境対策のため、高高度での飞行が予想されるが、本风洞はこのような将来型航空机の教育研究にも适していると言える。
  一方、本設備は空気圧縮機、加熱器,真空排気装置などが組合わさったものであり、大学における大型プラントシステムの貴重な教育の場も提供する。
◆今后の展开
  本設備は2006年3月に設置工事が完了し、その後,習熟運転および機能試験を行ってきた。2007年度からは、超高速超高温流れに関する教育研究設備として運用を開始する。所属?分野を問わず、できるだけ広い範囲の教育者/研究者に極超音速?高温気流の実験設備として提供できるよう、引き続き整備を進めているところである。
◆当日の発表内容
  本設備に関するプレゼンテーションを行った後、適宜、設備を見学頂く。また運転デモを行う予定である。

7.用语解説:
【マッハ数】気流の速度(または飞行速度)を音の速さで割った値。マッハ数が大きい程、高速流を意味する。
【极超音速】マッハ数が1を超える高速流を超音速と言い、特に5を超える超高速の场合を极超音速と呼ぶ。超音速旅客机コンコルドはマッハ数约2であり、スペースシャトルの大気圏突入时はマッハ数约30にも达する。
【高エンタルピー】流れが高速または高温で、高いエネルギーを持っている状态を指す。东京?欧州日帰りを可能とする超高速旅客机(极超音速旅客机)や大気圏に突入する陨石まわりの流れ、ジェットエンジン内部の流れなどは、全て高エンタルピー状态にある。

8.参考鲍搁尝:
东大柏キャンパス极超音速高エンタルピー风洞に関する情报は、以下の鲍搁尝に
に掲载されています。

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