东京大学留学生キャリアサポート室开设记者発表

东京大学留学生キャリアサポート室开设 |
东京大学は留学生キャリアサポート室を开设します
1.本计画の背景
現在東京大学には、日本の大学で最多数の2,103名の留学生が在籍しています(2004年5月1日現在?資料1)。本年4月国立大学法人としてのスタートにあたり、新しい施策のひとつとして、留学生の卒業後のキャリア形成を支援する体制の検討を進めて参りました。これまで留学生の在学中のサポート体制としては、全学組織の留学生センターや、各学部?研究科に学生担当?留学生担当を配置し、学業から生活まで幅広い相談指導を行っております。しかし、就職問題については、これまで全学的な支援体制がなかったこともあり、日本企業の採用活動の実態や応募方法などに不案内な留学生が就職活動を行うには、必ずしも十分な情報提供がなされてはいませんでした。
また近年、採用側企業でも、グローバル化が加速する中で、外国人人材の採用ニーズが高まっており、日本で学び日本に対する理解を深めた留学生の採用は特に大きなテーマとなってきています。
本学ではこの計画を進めるにあたり、留学生に対する個別インタビューや進路希望調査を行った結果、留学生の就職意向は高く、また大学からのサポートの要望も数多く寄せられたことから、下記の通り「留学生キャリアサポート室」を設け、留学生の多様なキャリア形成を支援することと致しました。
2.「留学生の进路希望に関する调査」结果
调査期间 2004年6月16日から7月15日
调査対象 现在本学に在籍する留学生(研究生も含む)
回収数540サンプル(58ヵ国?地域)
调査方法 インターネット调査
详细结果
- 就职の意向について
卒业?终了后すぐの进路の希望は、「日本で就职」が48.0%と最も高い。 - 就职先の希望
「日本にある日本公司」、「日本にある外资系公司」、「母国にある日系公司」の希望が上位3つで、日本での留学経験を活かせる职场を求めているものが多い。 - 将来的な进路の意向について
将来10年先くらいの進路希望では、「母国での就職」が48.9%と最も高くなるが、就职先の希望は「母国にある日系企業」が50.9%、次いで「日本にある日本企業」42.3%である。将来的にも日系企業とのつながりを想定している結果となっている。 - 日本公司の非选択理由(日本公司を选択しなかったものに対する设问)
「日本公司の组织风土になじめない気がする」「外国人に昇进の机会が与えられていない」が最も高い(28.3%)。
これらのことから、留学生に対するサポートは、単に就職活動の情報提供にとどまらず、採用各企業へ留学生の意向や実態を正しく伝え採用環境を整えること、また反対に留学生に対しても日本企業の理念や仕組みの理解を促進すること、という両者の媒介的活動も重要であると考え活動をしてまいります。
3.実施内容
(名称) 留学生キャリアサポート室
(室長) 竹原 敬二(副理事)
(業務内容)
?) 企業採用情报の提供
?) 企業別卒業生リストの整備、閲覧
?) 留学生向けキャリアセミナーの開催(キャリア教育、就職活動方法、卒業生懇談会、業界研究会など)
?) 「外国人人材の活用に関する研究会」(下記4参照)の開催運営事務局
(今後の予定)
10月01日(金) 留学生キャリアサポート室業務開始
10月20日(水) 留学生就職セミナー開催(以降月1回程度開催)
11月17日(水) 「外国人人材活用に関する研究会」開催(2ヶ月に1回程度開催)
4.「外国人人材の活用に関する研究会」について
留学生採用に積極的な企業に、留学生の採用?育成に関する問題を検討する場の提供を呼びかけ、26社のご参加を得ることができました。各企業の採用?育成手法、雇用形態などの情報交換を中心に幅広い問題の研究に取組みます。
5.参考资料
资料1.东京大学外国人学生数
资料2.留学生の进路希望に関する调査结果