「细胞ファイバ」の技术をタピオカのように身近に | 安达亜希さん | 春雨直播app 30s No.13
やらいでか!春雨直播app サーティーズ
淡青色の若手起业家たち
350社を超える东京大学関连ベンチャー公司の中から、30代の元気な若手起业家を7人选びました。会社の场所は、本郷のベンチャー支援施设が4社、柏の支援施设が1社、大手町が1社、五反田が1社です。彼/彼女らは日々どんな事业を进めているのか、そして、どんな人となりを持っているのか。その一端を绍介します。(広报誌「淡青」39号より)
※2019年9月10日时点での30代を対象にしています。
叁次元细胞组织开発 |
「细胞ファイバ」の技术をタピオカのように身近に
ADACHI, Aki
代表取缔役颁贰翱
手塚治虫の『ブラック?ジャック』に憧れて生命科学を志し、修士课程で组织工学を研究。滨罢公司やバイオ系ベンチャーの営业を経験した后、古巣の研究室に戻り、研究支援担当に。その仕事ぶりが认められ、研究室からスピンオフしたベンチャーの経営者に――。
30代前半にして安达さんの人生は紆余曲折、波乱万丈。でも、必ずしも本意ではなかった営业系の仕事も含めて、民间公司での経験が、セルファイバ颁贰翱としての现在の仕事に生きていると言います。
早稲田大学理工学部を卒业后、东大のに进学。マイクロ?ナノデバイス技术を応用して生命科学と工学を融合し、新しいモノづくりを目指す竹内昌治先生の研究は安达さんにぴったりでした。が、修士课程修了后の就活では苦労し、技术职を目指すも営业担当に。「このままでよいのか」と悩んだそうです。
技术寄りの仕事がしたくて2014年秋に戻ったでは、研究事务担当として申请书を书いたり、一般向けの科学展示の企画をしたり。ほどなく、研究成果を产业応用するため会社を作る话が持ち上がり、安达さんに白羽の矢が立てられます。
「ポスドクの研究者とかだと、アカデミアで生きていきたいという希望がある。でも私は民间公司の経験もあって研究のこともわかっているので、社长に适任だ、と言われました。人をガンガン动かしていくタイプではないので悩みましたが、最终的には、いつまでも悩んでいてもしょうがない、やってみよう、と」
2015年4月に驹场ので始动したセルファイバの强みは、髪の毛の半分程度の直径を持つゲルチューブの中で细胞を培养し、ひも(ファイバ)状の组织を构筑する技术。细胞を生体内に近い3次元环境で培养でき、本来の机能を保ったまま长期间维持できる上、大量の细胞を効率よく得ることができます。たとえば最近注目を浴びている脊髄损伤者への细胞移植治疗は、一人あたりのコストが非常に高いことがネックですが、细胞ファイバ技术により细胞培养の効率が向上すれば、より多くの患者さんへ适用することが可能です。
また、细胞が产生する物质を効率よく回収し、医薬品?化粧品?食品などの原料として用いることも技术的には可能です。将来的には细胞ファイバ技术を医薬品だけではなく食品など身近な形でも普及させたい、と话す安达さん。「たとえば、ファイバに乳酸菌を入れて见えるような形で食べられるようにするとか、タピオカみたいに饮み物に入れてみるとか&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;」。
安达さんの「野望」が実现すれば、お母さんの作った细胞ファイバ入り乳酸菌饮料を、昨年诞生したばかりのお子さんが饮む日が来るかもしれません。
Q & A | |
---|---|
学生时代に热中した活动は? | 「スキーサークル。お気に入りは北海道の比布町営スキー场です」 |
読书好きだとか。最近のお荐めは? | 「小野不由美『尸鬼』と、グレッグ?イーガン『顺列都市』」 |
ではお子さんに読んであげたい絵本は? | 「『パパ、お月さまとって!』などのエリック?カール作品かな」 |
お手本にしている起业家は? | 「の出云充さん。研究者マインドを忘れない人だと思う」 |