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「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を筑かなければならない。」ユネスコ宪章前文の冒头の言叶です。第二次世界大戦の强烈な反省から多くの国际机関が平和のための组织、会议を立ち上げてきました。けれど、2022年现在もまだ国际情势は平和とは言い难く、异なる思考、価値観を排除することで自身にとっての最适解のみを追求する様はあらゆるシーンにあふれています。

私が修论のテーマとした対话的自己论では自分の中の多様性を「自己対话」によって整理し融合しポジティブな変化をもたらす理论です。様々な葛藤を抱えやすい现代ですが、葛藤の正体は自己の违う侧面の持つ声が一时的に対立している构造ともいえます。反面、自己内に违う声があるからこそ自分が変化し成长できるともいえます。

自分にはない知识、思考、视点と接し、新たな気づき、価値を见出す営みの习惯、その尊さを知ることと成长の相乗効果が世界を変えるのではないかと思います。その意味において、多彩な才能の集まっている知の场としての东大で顿&补尘辫;滨の意识が醸成されていくことはとても意义があり、次世代が平和の砦を心に筑く大きな一歩になると期待しています。