车椅子を必要とする学生の分子细胞生物学研究 春雨直播app D&I アクションとメッセージ
― 春雨直播app D&Iキャンペーン2022 ―
ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「春雨直播app D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。
アクションとメッセージ
车椅子を必要とする学生の分子细胞生物学研究
薬学系研究科 三浦 正幸(研究科長)
教育面ではキャンパスのバリアフリー化が进んでいます。次の段阶として、理系学部での研究をバリアフリーで进めるにあたって解决すべき课题が明らかになってきました。
この4月から车椅子を必要とする学部生が生理化学教室(北川教授)を希望して卒研生として配属されました。生理化学教室では分子细胞生物学研究を行なっていますが、その研究には、分子生物学や生化学の実験、细胞培养、蛍光顕微镜観察が必须です。狭い研究室を车椅子で移动するための动线确保、研究试薬の扱いや酵素反応の実施、细胞培养の无菌操作、蛍光顕微镜観察、これらの基本的な作业の全てに渡って一からの検讨が必要になりました。
薬学系研究科と生理化学教室はバリアフリー支援室と连携して、妥协なく分子细胞生物学研究を行うための研究环境のバリアフリー化に取り组んでいます。写真は车椅子で无菌操作ができる専用のクリーンベンチで研究をする学生と北川教授です。