「インクルーシブ教育実现のための研究教育基金」寄付募集を开始 ―すべての子どもが地域の普通学级で友だちと安心して学べる学校をつくる―
ご支援のお愿い
日本の学校教育において、特别支援教育対象児童?生徒が増加し、ますます学校の中での「隔离」が深刻となる中、インクルーシブ教育を日本の公立学校において実现することは喫紧の课题となっています。最近の10年间で、特别支援学校在籍児童生徒の割合は1.3倍、特别支援学级は2.1倍、通级による指导の対象は2.3倍と急増しています。学校の包摂力が社会的マイノリティに対して低下しており、悬念されています。
东京大学バリアフリー教育开発研究センターの使命は、背后にある问题の构造を解明し、同时にフル?インクルージョンを実现するための学校のビジョンと教育方法を明らかにすることです。この度、インクルーシブ教育を実现するための研究と教育を加速させ谁一人取り残さない教育と社会の実现に寄与することを目的として、本基金を设置いたしました。
本活动を通じて、子どもたちがインクルーシブな环境で学ぶことができる未来を支えるために、皆様からの温かいご支援を赐りたく、よろしくお愿い申し上げます。
寄付の使途
◆インクルーシブ教育の知识の普及をめざした市民向け公开研究会の开催
◆インクルーシブな社会を筑くために、インストラクター养成プログラムのオンライン教材を充実させ、受け入れ人数を増やして、本学学生が无料で参加できる体制构筑
◆公立学校におけるインクルージョンを阻害している「バリア」に関する调査研究における学校関係者のヒアリング调査
◆インクルーシブ教育の若手研究者养成プログラムにおける受け入れ人数の増加
インクルーシブ教育定例研究会は、年间延べ参加者が2万人を超えており、市民社会におけるインクルーシブな知性が浸透?共有されることが期待されています。さらに、日本の公立学校ではインクルーシブ教育の理念と技法が共有され、共に学ぶ教育の充実が期待されています。
これにより、全ての子どもに学びの居场所を保障する学校づくりが実现し、日本の子どもたちの自杀率低下や不登校の减少、校内暴力やいじめの认知件数の低下などの结果が期待されます。また、子どもたちがインクルーシブな环境で成长し、市民社会の重要な担い手となることで、インクルーシブな地域社会の実现にも贡献することができます。さらに、教职员にとっても働きやすい职场环境が実现され、教职员の精神疾患による休职者数の低下が期待されます。