総合図书馆改修工事が完了、アジア研究図书馆と共にグランドオープン
2020年11月26日、东京大学附属総合図书馆の别馆竣工、本馆の改修工事、アジア研究図书馆开馆を含む「新図书馆计画」がすべて完了し、学内関係者によるグランドオープン记念式典が开かれました。
新図书馆计画の构想から约10年を経て、総合図书馆は120万册の蔵书を合理的に管理し、歴史と伝统を大切にしながらもデジタル时代の研究と教育を支える空间に生まれ変わりました。本馆の1贵の记念室や3贵のホールは、创建当时の美しい意匠を復元。别馆には约300万册の収容力を持つ地下40メートルに及ぶ自动书库や、学习やイベントのためのスペース「ライブラリープラザ」が设けられています。
五神真総长は式典の挨拶で、総长就任直后の6年前にちょうど改修工事が本格化したこともあり、任期中のさまざまな出来事や行ってきた改革の中でもとりわけ印象深いと述べました。一时はコンクリートミキサー车が一日に数百台も入构し、近隣の道路の混雑や病院の救急车両への影响がないか非常に心配したとも话しました。
「幸い、事故もなく工事は無事完了しました。附属図书馆が学術の多様性を支える基盤としての役割を今後も果たし、知のプロフェッショナルの育成に寄与することを期待します」
10月1日にサービスを开始したアジア研究図书馆には、アジア研究のための第一级の学术资料や蔵书が集められ、世界最高水準のアジア研究环境を提供します。小野塚知二馆长はまた、东大図书馆の中で唯一研究机能を持つ図书馆として、来年度からサブジェクトライブラリアンという専门性を持った図书馆员が配置されることを挙げ、将来的にこのような职种が国内に広がっていく第一歩にしたいと述べました。
1877年に开学した东京大学に独立した図书馆ができたのは1892年。総合図书馆はそれ以来の歴史を夸りますが、当初の建物と蔵书の多くは関东大震灾による火灾で失われました。现在の建物は、ジョン?ロックフェラー闯谤.氏の寄付により再建されたものです。
社会连携や东大基金を担当する藤井辉夫理事?副学长は、こうした长きにわたる国内外からの寄付や蔵书の寄赠が図书馆の础になってきたと述べました。また、図书馆内にプロジェクトボックスという大きさの异なる讨议?グループ学习用スペースが7室设けられたことに触れ、「今はコロナ下で対面のイベント开催は难しい状况だが、状况が好転すれば、これらのスペースを使いながら教育研究结果の発信が行われると期待している」と话しました。