「黄泉の国との契约书―东アジアの买地券―」(东大贬惭颁と共催)を开催

2022年6月3日(金)东京大学ヒューマニティーズセンター第69回オープンセミナー「黄泉の国との契約書―东アジアの買地券―」を东京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)?東京大学史料编纂所主催、JSPS科研費(22K00837)「东アジア墓葬文化の伝播と展開―金石文資料の形態的分析を中心に―」 (研究代表者:稲田奈津子)共催にて開催しました。本セミナーは、HMC公募研究(A)「金石文資料からみた东アジアの墓葬文化―墓誌?買地券を中心に―」の成果と課題を、一般の方々にもわかりやすく紹介すべく、オンライン(ZOOM)で開催したものです。当日は、日本各地および海外から118名の参加を得て、大変盛況なセミナーとなりました。
第一報告の王海燕氏(東京大学史料编纂所 外国人研究員/浙江大学歴史系 教授)「中国の買地券―呉越地域の事例を中心に―」は、買地券の発祥の地である中国、そのなかでも出土例が多くメッカと言える呉越地域の事例を中心に紹介しつつ、買地券に記される内容や素材?形体、その時代的変化について論じたものです。最新の研究動向にも触れつつ、出土状況の特徴や墓誌との関係、買地券文化の伝播からみる人の移動や地域間交流、土地所有の問題など、様々な論点を提示する、示唆に富む報告となりました。
第二报告の稲田奈津子「朝鲜と日本の买地券」は、朝鲜半岛と日本列岛で现在までに确认されている六事例のすべてについて、その概要を绍介するとともに、买地券文化が周辺诸国に伝播する経路とその限界について论じたものです。绍介した事例のなかには、今回の公募研究による実物调査?出土地踏査の成果、また颁翱痴滨顿-19のため実物调査は叶わなかったものの、所蔵馆の协力により新たに入手した精细な画像を用いた検讨の成果も含まれており、大変兴味深い报告でした。
その后行われた质疑応答では、墓地の相続権についての质问を糸口に、买地券と现実の土地所有権との関係について意见交换がなされました。事后アンケートからは、买地券という耳惯れないテーマであったが大変兴味深かった、中国?朝鲜半岛?日本にかかわる文化现象をその类似点や相违点とともに学ぶことができた、あまり知られていない中国の事例が多数绍介されて大いに启発された、といった感想が寄せられました。