留学生たちの力を地域に还元する行政文书多言语化プロジェクト | 広报誌「淡青」35号より

実施日: 2017年09月08日
淡青色のローカルプロジェクト9@文教区(东京都)
留学生たちの力を地域に还元する
行政文书多言语化プロジェクト

原田麻里子/本郷出身
Mariko Harada
讲师
![]() 区役所を视察する学生一同。多言语表示の不足について指摘をする一方、日本の行政システムの一端を学びました。 |
23区内最多の留学生が在籍し、约8000人もの外国人が住む文京区。そこで重要となるのが、言叶の问题です。外国人を支援し始めてすでに20年を数えるという原田先生によれば、特に行政情报の多言语化は喫紧の课题。
「留学生がまず困るのが、自治体での手続きです。住民登録、税金、年金、子どもの教育&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。手続きは自己申告が基本ですから、きちんと书类を提出しないと不利益を被ります」
学内で协议しましたが、自治体に多言语化を诉えるだけでは难しいことが予想されました。そこで、大学としてできることはないかを検讨し、たどり着いたのが、学生の力を活用する方法です。
「留学生6人と日本人学生2人でチームを组み、区の文书を英语、中国语、韩国语に翻訳する活动を、2015年8月に始めました。无料サービスを提供するのではなく、発注を受けるのでもなく、あくまで协働の取组みです」
たとえば、日本语の「介护」に相当する単语がない、保育园と幼稚园の违いを知らない、学区の概念がないので説明が必要&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。行政侧は当事者でないと気づきにくい言叶のギャップを理解でき、留学生は日本社会のシステムや文化を実感できるわけです。
「プロジェクトは一旦终了しましたが、これを一つの契机に、不动产契约文书の多言语化を宅建协会文京支部との提携で始めたり、外国籍の子どもの语学サポートを担う留学生を教育委员会に绍介する活动も进めています」「留学生がまず困るのが、自治体での手続きです。住民登録、税金、年金、子どもの教育&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。手続きは自己申告が基本ですから、きちんと书类を提出しないと不利益を被ります」
学内で协议しましたが、自治体に多言语化を诉えるだけでは难しいことが予想されました。そこで、大学としてできることはないかを検讨し、たどり着いたのが、学生の力を活用する方法です。
「留学生6人と日本人学生2人でチームを组み、区の文书を英语、中国语、韩国语に翻訳する活动を、2015年8月に始めました。无料サービスを提供するのではなく、発注を受けるのでもなく、あくまで协働の取组みです」
たとえば、日本语の「介护」に相当する単语がない、保育园と幼稚园の违いを知らない、学区の概念がないので説明が必要&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。行政侧は当事者でないと気づきにくい言叶のギャップを理解でき、留学生は日本社会のシステムや文化を実感できるわけです。
![]() 文京区立図书馆の利用案内は学生一同の力で英语、中国语、韩国语に翻訳され、现在も利用されています。 |
よりよい多文化共生社会につながることを信じて多言语化活动を重ねる原田先生でした。
※本记事は広报誌「淡青」35号の记事から抜粋して掲载しています。笔顿贵版はをご覧ください。
