世界の卒業生紹介11/ 国際航空の秩序ある発展に尽くす田中鉄也さん|広報誌「淡青」34号より
実施日: 2017年03月07日
文系から理系、ビジネスから学究、芸术から政策と縦横无尽に地球规模で活跃する东大卒业生14名の姿から、世界と共にある东大を浮き彫りにします。
国连职员として国际航空の秩序と発展に尽力
田中鉄也さん Tetsuya Tanaka
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国际民间航空机関事务局(滨颁础翱)
航空运送局気候変动课长
1999年工学系研究科修士课程修了
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国际民间航空机関事务局(滨颁础翱)
航空运送局気候変动课长
1999年工学系研究科修士课程修了
国际民间航空机関は国际连合の専门机関の一つ。航空机の安全基準、飞行ルート、パイロットや整备士の资格、滑走路整备のルール、航空管制、騒音レベルなど、各种の国际ルールを策定しています。
その目的は国际航空の秩序ある発展。191もの参加国による议论をサポートする事务局で田中さんが主に携わるのは、航空の环境対策、特に気候変动対策です。
东大时代の田中さん
いつ顷のものかは不明とのこと。
「安全に関する话なら大方が一致しますが、环境対策に対するスタンスは国により大きく分かれます。多様な立场に耳を倾けつつ议论を前に进めることが、事务局として苦労する点であり、やりがいでもあります」
少年时代から飞行机好きだった田中さんは、自然な风向きで东大の航空宇宙工学専攻へ。本人の特长を知る恩师の勧めもあって卒业后は运输省に进み、4省庁を统合するプロジェクトを担当。国内外で気候変动问题に取り组む気运が高まるなか、国际航空の颁翱2排出削减世界目标を策定しようとの提案が评価される形で、2008年にカナダの滨颁础翱本部に移ったのです。
「2016年の総会で気候変动対策スキームの全体合意にこぎつけました。今后は详细なルールを决め、世界中を飞び回って周知しなければいけない。従来通り、风を感じたら机を逃さず、常に目前のことに全力投球するだけですね」
颁翱2だけでなく、実は自分の体重の削减も必要だという田中さん。スキームの运用が始まる2019年には、世界全力行脚の结果としてその目标も达成していることでしょう。
おまけ蚕&础
日本の省庁と滨颁础翱を比べて感じることは?
「文书による合意形成?情报共有の点では前者が数倍上だと思います」
东大时代に热中したことは?
「サークル「スポーツ爱好会」で取り组んだバレーボール」
东大时代の恩师から学んだことは?
「难しい话を简単に説明することの重要さ。社会に出て痛感します」
プライベートでの展望は?
「同世代では北米で有数らしい息子のチェスの力を伸ばしたいですね」
※本记事は広报誌「淡青」34号の记事から抜粋して掲载しています。笔顿贵版はをご覧ください。
国连本部にて。壁に掛かっているのはパン?ギムン氏ほか歴代事务総长の肖像です。