世界の卒业生绍介9/未来の夫探しで世界52カ国を旅した徳田和嘉子さん|広报誌「淡青」34号より
実施日: 2017年03月07日
文系から理系、ビジネスから学究、芸术から政策と縦横无尽に地球规模で活跃する东大卒业生14名の姿から、世界と共にある东大を浮き彫りにします。
未来の夫と出会うための世界52カ国旅行を敢行
徳田和嘉子さん Wakako Tokuda
ネクスト?キャピタル?パートナーズ株式会社マネージャー
()
2007年法学部卒业
ネクスト?キャピタル?パートナーズ株式会社マネージャー
()
2007年法学部卒业
未来の夫を探すため、アジアからヨーロッパ、中東、アフリカ、南米と世界52カ国を周遊し、気になる男性に「Are you my friend?」と声をかけまくる。そんな痛快な8ヶ月間を経験したのが徳田さんです。東大女子がモテないことを実感し、危機感から海外に活路を求めたのです。途中で数えなくなりましたが、ヨーロッパの時点で声かけ人数は100を超えていたそう。果たして成果は?
「结婚の话に进んだのは2人です。ラトヴィアで出会ったイギリス人男性は、后に日本に来てくれましたが、仕事で忙杀される私を见て帰国しました。ヨルダンで出会った长瀬智也似のベドウィン族男性には、「ベドウィンがベッドインできるのは砂漠だけ」とダジャレで断られました」
夫は见つからなかったものの、人に优しくすることを重んじるイスラム教がムスリムの生活のエンジンだという発见と、家族の価値は万国共通だという発见があったと徳田さん。命の危机も几度かくぐり抜けた长旅の后、外资系証券会社、环境?エネルギー分野の投资会社を経て、现职へと到りました。
「主に目を向けているのは経営が厳しくなった地方の中小?中坚公司です。事业再生を図る公司に投资しながら、スタッフが出向して経営に携わる「ハンズオン投资」を展开しています」
东大时代の徳田さん
4年次、バスケサークルでの1枚蔼驹场体育馆。
2012年にCROSS FMという福岡の放送局に赴任し、2013年に業界では珍しい20代の社長となった徳田さんは、再生可能エネルギーだけで電力を賄う局として再建する流れをつくり、2015年6月に退任。
2016年4月からは料理教室を全国で運営するホームメイドクッキングという会社の再生に取り組んでいるそうです。ん? よく見ると8ヶ月ほど間が空いていますね。
「产休を取っていました。旅で家族の大切さを再确认し、自分も子どもが欲しいと思ったんです。休日にゆっくり游ぶのが今の楽しみですね」
他の女性とくっつけようと世话を焼くうちに「ミイラ取りがミイラになって」结婚したお相手は、2番目の会社で同僚だった年上の男性。日本人だそうです。
おまけ蚕&础
世界一周の旅を决意したもう一つの理由とは?
「若い顷バックパッカーだった母の影响は确実にあります」
世界一周の费用はどうやって工面しましたか?
「在学中の着书『东大生が教える!超暗记术』の印税を使いました」
法学部时代に印象的だった言叶は?
「法学部长が言った「群れなさい」。私も后辈にそう言いたいです」
子育てがひと段落した后にやりたいことは?
「大学院に入って、法とエンタメの融合などを研究したいですね」
※本记事は広报誌「淡青」34号の记事から抜粋して掲载しています。笔顿贵版はをご覧ください。
机上は旅先の記念品。ムルシ族の木彫りは下唇にはめる木皿が大きいほど美人とされるそう。写真:井上 匠