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世界の卒业生绍介3/日本と世界を本郷でつなぐ松本麻美さん|広报誌「淡青」34号より

掲载日:2017年3月30日

実施日: 2017年03月07日

文系から理系、ビジネスから学究、芸术から政策と縦横无尽に地球规模で活跃する东大卒业生14名の姿から、世界と共にある东大を浮き彫りにします。
 

世界と日本をつないで违いをよしとする社会に
松本麻美さん Asami Matsumoto
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アクティブ?コネクター颁贰翱
2008年教育学研究科修士课程修了(2008年度総长赏受赏)


 日本で働きたい外国人留学生とグローバル人材を求める日本公司とをつなげる。それが松本さんたちのビジネスです。これまでに桥渡しをしたのは120件超。就职の手伝いだけでなく、公司の社员と留学生が自由に意见を交わす场を提供する试みも続けています。目指すのは、国境、文化などの违いをこえて一人ひとりがいきいきと働ける社会づくり。背景には、日本は违いをよしとしない国だという松本さんの実感があります。

 「でも、启蒙しようなんて思いません。面白いことの里には実はこんな多様な人たちがいた、という事例をたくさん仕込めば、日本社会も自然と変わっていくはず。私はその黒子になりたいんです」
 

大学时代の松本さん

文化人类学の调査で访れたインドの闯补颈蝉补濒尘别谤で。


 热量の高い早口が印象的な松本さんの来し方は间违いなくグローバルです。経団连の奨学金を得て都内名门校からイギリスの国际高校へ进み、カナダのマギル大学から东大へ。在学中にユニセフのガーナ事务所でインターンを経験し、外资系金融公司の一线で働いた后、闯滨颁础(国际协力机构)の一员としてパキスタンで开発援助に尽力&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。

 「世界の不遇な子どもたちの助けになりたくて、13歳の頃、国連に入ろうと決めたんです。ガイド本を読んでto doリストをつくり、その通りやってきました。フランス語圏の大学に行ったのもフランス語が公用語の国連に近づくため。実は東大はリストになかったんですが」

 しかし、松本さんは、教育学研究科で师事した先生の助言を闻いて行ったインドとガーナで、大きな体験をします。それまで自分が重要视していた2つのものが、実は全てではないと実感したのです。一つは学校教育、もう一つが国连でした。

 「西洋の色が强い国连と非西洋の途上国では文化が违います。现代の学校教育も西洋文化の赐物だと言えるでしょう。异文化同士で何かをともに进めていくには、両方を知る人が积极的にハブになることが必要だと気づいたんです」

 そのハブこそが「アクティブ?コネクター」。东大时代の恩师との话で生まれた造语を社名に掲げ、松本さんは今日も本郷で世界と日本をつないでいます。
 

おまけ蚕&础
国连に入ろうと思ったきっかけは?
「世界一不幸だと思っていたときに読んだ『マートブ!』という本」
东大のキャンパスで好きなところは?
「恩师?白石さや先生の研究室。もうないと思うと淋しいです」
仕事以外の楽しみは?
「パン屋巡り。週末は「パン部」の活动をしています」
2020年までの目标は?
「日本にいる外国人留学生の登録率を50%にすること、かな」


※本记事は広报誌「淡青」34号の记事から抜粋して掲载しています。笔顿贵版はをご覧ください。

 


本郷三丁目交差点から至近のオフィスにて、マルチカルチャー感あふれる仲間たちと(写真中央が松本さん)。  写真:貝塚 純一
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