春雨直播app

东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

白い表紙に赤い模様

书籍名

触楽入门 はじめて世界に触れるときのように

着者名

仲谷 正史、 三原 聡一郎、南澤 孝太

判型など

256ページ、四六判変型

言语

日本语

発行年月日

2016年1月15日

ISBN コード

9784255009056

出版社

朝日出版社

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

英语版ページ指定

英语ページを见る

本書「触楽入门――はじめて世界に触れるときのように」は、テクタイル (TECHTILE) という活動を展開してきた仲間である、触覚研究者の仲谷正史さんを中心に、VR研究者の南澤孝太さん、アーティストの三原聡一郎さんと共に執筆したものです。
 
この本のテーマは、「触感」です。日常の中で我々がどこか何気なく行なっているであろう、触れるという行為に焦点を当てます。タイトルにある触楽 (しょくらく) は我々の造語で、音を聞く / 奏でることを楽しむ音楽のように、素材に触れる、また触感をつくることを楽しむという意味で、音楽同様に触を通して生まれる新しい文化の素地を作りたいという私たちのねらいがあります。
 
本书では、まず科学的な见地から皮肤の表面や内部での神経の配置や役割など、人间の触知覚の仕组みをまとめます。皮肤感覚は触覚以外にも圧覚、力覚、温覚、冷覚など多様な感覚で复合的に构成されます。さらに私たちは、视覚や聴覚、时には记忆やイメージを介して、极端に言えば対象に触らずとも感触を呼び起こすことができます。このような复合感覚としての「触感」の不思议に注目し、実际に试せる形式の実践とともに、生理学、心理学など様々な観点から研究成果を绍介します。
 
さらに、本書の射程は触感の理解にとどまりません。近年VR/ARと呼ばれるバーチャルリアリティや拡張現実感技术が注目を集めますが、ここでも実は次のメディアとして触感を操る技术が注目されています。そこで、本書の後半では、エンジニアリングの観点から触感のデザインや、触体験の拡張可能性を論じ、具体的なツールの紹介を通して実践を紹介します。
 
触感をつくるためのツールとして、私たちはテクタイル?ツールキットという记録?加工?再生装置を开発?展开してきました。触覚デバイスというと、何か巨大な装置を想像するかもしれません。しかし、このキットは、小さなマイクモジュール、振动モジュール、そしてアンプボックスの3点のみで构成されます。使用例として、二つの空の纸コップに対して、一つにはマイクモジュールを、もう片方には振动モジュールを接続します。マイクモジュール侧の纸コップにビー玉を入れると、振动モジュールをつけたもう一方の空の纸コップでもその触感をありありと感じることができます。本ツールキットは、このようにして触感を転送したり、増幅したり、あるいはデジタルデータを再生したり、ということを简単な构成で実现します。ツールキットが可能にする実践事例をまとめることに加え、様々な最先端のテクノロジーによる新しい触体験についても述べています。
 
本书では、触感の最先端を含む「今」だけではなく、「未来」についての议论を积极的に展开します。コミュニケーションや福祉やエンタテインメントなど分野は问わず、より豊かな触感に支えられる未来に向けて、本书が触楽の世界へとより多くの人を巻き込むきっかけとなればと期待しています。
 

(紹介文執筆者: 情報学環 准教授 筧 康明 / 2019)

本の目次

はじめに――触楽への招待状

1  触れるってどういうこと?

2  私たちは外の世界をどのように知る?――科学からみた触覚

3  なにかを感じるときいったいなにが起きている?――共通感覚としての触感

4  触感は世界と「わたし」をつなげている

5  実在感をつくり出す――テクタイル?ツールキットの発明

終章  触感の未来

付録  触感年表
 

関连情报

テクタイル / TECHTILE

 
 
インタビュー:
本多カツヒロ 『触楽入门』仲谷正史氏、筧康明氏インタビュー (WEDGE Infinity 2018年3月23日)

 
ひらめけ!视点塾第6回 「罢贰颁贬罢滨尝贰さん、「触楽」ってなんですか?」 (窜颈苍驳! 2017年11月22日)

 
 
トークイベント、ラジオ出演:
ジュンク堂池袋本店 世界に「触れる」ための新しい方法 仲谷正史+筧康明+伊藤亜紗 (2016年5月19日)
 
【Podcast】TBSラジオ「荻上チキ?Session-22」 「触ることを楽しもう!『触楽入门』」テクタイル?仲谷正史&筧康明 (2016年4月25日)

 
『触楽入门』刊行記念トークイベント 触感x皮膚x文学――「触れること」をめぐる冒険 仲谷正史 × 傳田光洋 × 阿部公彦 (2016年3月15日)

 
FabCafe 『触楽入门』出版記念トークイベント (2016年2月12日)

 
 
书评:
海猫沢めろんと「科学道」をゆく Vol.05 「魔法」のような発明品の背後には科学的思考が隠れている (Courrier Japan 2017年2月28日)

 
筒井秀礼 評 月刊ブックレビュー vol.22 (WEBマガジンB-plus 2016年4月20日)

 
林らいみ 評 もし“触り心地”がなくなったらどうする? 触感が思考に与える影響とは? 知られざる触覚の世界 (ダ?ヴィンチニュース 2016年4月8日)

 
伊藤亜紗 評 「触感をめぐる冒険」 (『週刊文春』 2016年3月24日)

 
三浦しをん 評 心にも影響、「触る」驚きや喜び (朝日新聞掲載 2016年3月20日)

 
諏訪敦 評 BOOK 触れたこの感覚を、身体の外に (『芸术新潮』 2016年3月)
 
瀬名秀明 評 (『週刊朝日』 2016年2月26日)
 
ザ?絶賛エディターズ 「触れる」と形が分かる、それは実はスゴイこと (日経ビジネス 2016年2月10日)

 
まえがきは謳う (TOKYO FM 2016年2月2日)

 

このページを読んだ人は、こんなページも见ています