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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

ライトブルーの表紙

书籍名

International Humanitarian Law Series, Volume: 50 Holding UNPOL to Account Individual Criminal Accountability of United Nations Police Personnel

着者名

判型など

436ページ、ハードカバー

言语

英语

発行年月日

2017年3月6日

ISBN コード

978-90-04-32880-8

出版社

Brill / Nijhoff

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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国连平和活动における、要员による性的暴力や犯罪?不法行為が明るみに出て久しい。本书は国连平和活动でも5年ほど勤务し、重大な犯罪であっても诉追されることがほぼ皆无である现状を目の当たりにした笔者が、公のソースから600余りの重大な犯罪と思われる事件についての情报を集め、事件がどのように报告されたか、それが国连内部ではどこに报告されたか、加害要员の派遣国、平和活动の受け入れ国ではどのように扱われたか、结果的に诉追されたか、他の惩戒手続きは取られたのか、一つ一つ追ったデータをもとに执笔したものである。このデータは、重大な犯罪でもほぼ诉追されないということを里付ける结果となった。
 
では、なぜ訴追が行われないのか。本書では、国連平和活動の中でも「法の支配」が中心になってきた現在、大変重要な業務を任されているにも関わらず法的地位にもまだ不確実な要素の多い、国連警察に焦点を絞り、国際法?国内法から見て障害はあるのか、法的以外の実質的な問題はあるのか、ということを次に検証している。派遣国が自国の要員を訴追できない法的要因としてよく挙げられるのが、要員派遣国の刑事的管轄権が国外に及ばないということがある。本書は国連警察の主な派遣国の国内法を一つ一つ調べ、大多数の場合は、重大な犯罪は要員派遣国でも訴追できることを明らかにした。加えて、刑事的管轄権は、平和活動の受入国による訴追は全く妨げるものではない。次に挙げられる障害として、要員の持つあらゆる訴訟手続きからの特権免除があるが、これも行われている犯罪について、国連警察の持つ業務に関連する行為にのみ認められる特権免除は、受入国でも要員派遣国でも訴追を妨げないことを明らかにした。訴追の障害となるのは、収集された証拠の裁判での使用可能性など、技术的な問題のみである。
 
そこで、本书では、国家が国连警察要员を诉追しないのは政治的意思の问题である可能性が大きく、その场合、国际人権法から国家に重大な犯罪を诉追する义务があることが国家に诉追を奨励する効果をもたらすのではないかと提唱し、この诉追义务がどこまで认められるのかを议论している。
 
本书は国连警察や平和维持活动局や法务部を含む国连本部、国连人権高等弁务官事务所などとも议论を重ねながら、アカデミックな知的好奇心を満たすのみではなく、法的検証に基づいて国连の抱える要员の犯罪?不法行為の问题に有効な対策を取れるよう、例えば国连と要员派遣国との合意の内容についてなど、国连の政策にも即役に立つ提言を行っており、国连警察、また、国连の事务局长特别代表を含む、性的搾取に対処する内部机関においても、その内容と提言が取り上げられている。
 

(紹介文執筆者: 総合文化研究科?教养学部 准教授 キハラハント愛 / 2018)

本の目次

Foreword by William G. O’Neill
Abstract; Acknowledgement; List of Cases; List of Treaties; Acronyms;

CHAPTER 1: INTRODUCTION
1. The issue; 2. The evolution of UN Peace Operations; 3. The scope of this work; 4. Issues outside the scope of this work; 5. Structure; 6. Definitions and clarifications; 7. Conclusion;

CHAPTER 2: UN POLICE IN PEACE OPERATIONS
1. Evolution of the functions of the UN Police in UN Peace Operations; 2. The growth in size of the UN Police; 3. Ensuring the deployment of the required types of personnel; 4. Conclusion;

CHAPTER 3: EVIDENCE OF THE COMMISSION OF CRIMES BY UN POLICE
1. Findings regarding particularized allegations; 2. Possible patterns of criminal conduct; 3. Evidence of prosecution; 4. Conclusion;

CHAPTER 4: CURRENT UN MACHINERY FOR COLLECTINGINFORMATION FOR DOMESTIC CRIMINAL PROCEEDINGS
1. Benchmarks; 2. Evolution of the approach to, and the mechanisms for, dealing with criminal misconduct; 3. Analysis of the mechanisms’ performance;

CHAPTER 5: CRIMINAL JURISDICTION UNDER INTERNATIONAL LAW AND NATIONAL LAW
1. Introduction; 2. Criminal laws to which the UN Police are subject; 3. International law governing jurisdiction; 4. National laws dealing with jurisdiction; 5. Conclusion;

CHAPTER 6: IMMUNITY AS A POTENTIAL LEGAL BARRIER
1. The law of immunity; 2. Application of immunity in practice; 3. Conclusion;

CHAPTER 7: IS THERE AN OBLIGATION TO INVESTIGATE AND PROSECUTE?
1. IHRL monitoring mechanisms; 2. A State’s obligation to investigate and prosecute UN Police officers, in relation to serious crimes; 3. Scope of the obligation; 4. The obligation of the host State to investigate and prosecute; 5. The sending State’s obligation; 6. Special circumstances pertaining to Formed Police Units (FPUs); 7. Does immunity have any impact on the State’s obligation to prosecute?; 8. Does the UN have an obligation to investigate and prosecute crimes committed by UN Police officers?; 9. Conclusion;

CHAPTER 8: CONCLUSION;

Index.
 

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