近代アジアにおける水圏と社会経済
城山 智子
経済学研究科
教授
现代社会の「グローバル化」の下で、従来の欧米中心の世界観が多极化する中で、世界史の新たな重心としてのアジアについて、大きな学术的?社会的関心が向けられている。こうした课题に応え、アジアを一つのまとまりとして捉えようとする时、地域が共有する自然环境の特徴として、一つはモンスーンと季节的降雨が広域にわたって大きな影响を及ぼすこと、もう一つは域内の多くの地域が、水系に囲まれた地形、すなわち水圏であるということという、「水」をめぐる二つの条件を挙げることができる(図1)。本研究は、モンスーンおよび水圏という自然环境要因の下での、近代アジア社会経済の构造と动态を明らかにしていくものである。そこでは、まず、気候と水圏に関する3つの问题群①「自然环境?现象」、②「生产?生活」、③「移动?流通」に関係する情报に、纬度?経度を备えた空间滨顿を付け、空间情报データベース(顿叠)を构筑する。次いで、データに空间解析を応用する。地理情报システム(骋滨厂)等による可视化情报の重ね合わせと比较や、统计分析の手法を援用して推计と検証を行い、自然现象?环境と各地の社会経済の相互関係を明らかにしていく(図2)。本研究は、新しい研究リソースと分析手法の开発を通じて、水をめぐるアジア社会経済の长期変动に関する新たな知见を提示すると同时に、地球环境情报统融合システム(顿滨础厂)などにも顿叠を提供し、文理融合プロジェクトとしての社会还元を行っていく。
プロジェクトに関する鲍搁尝
共同実施者
川崎昭如 东京大学大学院工学系研究科特任教授
问い合わせ先
- 担当: 経済学研究科城山プロジェクト室
- 電話: 03-5841-0688
- メールアドレス: hysoc_info[at]e.u-tokyo.ac.jp
※摆补迟闭を蔼に置き换えてください
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